ランディングページ制作の基本(BtoC商品、アフィリエイトサイト向け)

2016年2月22日
マーケティング

商品・サービスの購入を促す際、必要になるのがランディングページです。Web制作やデジタルマーケティングに携わっている方は、一度は実際に制作に関わったり、ランディングページに関連する記事や本を目にしたことがあるのではないでしょうか。今回の記事では、ランディングページの基本、ターゲットの想定方法、コンテンツの見せ方などについてまとめます。 アフィエイトサイト(比較・ランキングサイト)や化粧品のキャンペーンLP制作に携わってきた自分のこれまでの経験を元にして書いているので、そういった分野でランディングページを企画・制作する際に参考になれば幸いです。 目次 ランディングページとは ランディングページ最適化(LPO)とは ターゲットの属性、ページに辿り着く経路を想定する コンテンツの充実のために その人のどんな悩みを解決するかの説明 商品・サービスの特徴、なぜ良いのかの説明 口コミNO.1の実績、著名人や専門家の推薦など、商品の質の客観的評価 実際の利用者・ファンの声 ランディングページとは ランディングページ(Landing Page)のLandの意味は「上陸する」。直訳すると「ユーザーが最初にたどり着いたページ」といった意味になります。ランディングページとは検索エンジンなどを経由して、ユーザーが最初に訪れたページを指します。検索エンジン経由の他、バナー広告やテキスト広告、SNSの投稿、SNSの広告、メールマガジンなどを経由してユーザーはランディングページにたどり着きます。そしてランディングページには、主に下記の役割があります。 商品・サービスを購入してもらう 商品・サービスについて問合わせしてもらう メールアドレスの登録や資料のダウンロード(リードの獲得) 商品・サービスについて知ってもらった上で、SNSで拡散してもらう 商品・サービスについて知ってもらった上で、キャンペーンに参加してもらう 商品・サービスを比較した上でいずれかに申し込んでもらう

有料メルマガよりも高収益?オンラインサロンの始め方

有料メルマガよりも高収益?オンラインサロンの始め方

2016年1月31日
マーケティング

オンラインサロンというサービスをご存知でしょうか?オンラインサロンとは、有料会員制のコミュニティです。著名人、作家、ブロガー、タレント、占い師などその道のプロが主宰し、そのコミュニティ内だけでしか得られない有益な情報を発信したり、オフ会を開いて主宰者とメンバー同士で直接話す機会を設けたりします。参加者にとっては自分が好き・尊敬する著名人と直接話せ、相談する機会を得られるなどのメリットがあり、主宰者にとっては自分のファンに効率よく情報を届けられる(囲い込める)というメリットがあります。 今回の記事では、主宰者目線でのサロンのメリット・デメリット、実際に始める場合の方法についてご紹介していきます。 一言まとめ 最近話題のオンラインサロンに関するまとめです。 オンラインサロンは、有料メルマガよりも労力少なくして収益になるかも オンラインサロンが向いているのはすでに一定数のファンがいる人 オンラインサロンの始め方は、Synapse(シナプス)などを利用するか、自分でLPを作る オンラインサロンのメリット・デメリット オンラインサロンのメリット 主宰者側からするオンラインサロンのメリットは、労力に対するリターンが良いことです。例えば、有料メルマガの場合、月額1000円以下でもある程度、質の高いものを配信することを求められているでしょうし、30人読者がいても3万円です。それに対して、オンラインサロンの価格帯は高く、約3,000円〜1万円。仮に30人のサロンメンバーを獲得すると、9万円〜30万円。また、メンバーもサロン主宰者 本人と話したい、意見が聞きたいというニーズがあるため、Facebookの投稿に反応したりメール対応するだけでも、一方的な情報発信より満足度がずっと高くなります。 オンラインサロンのデメリット コミュニティの一種ですので、運営が大変ということがデメリットです。メンバー間でのトラブルなども想定できますので、事前に規定を作っておくことをお勧めします。また、独自でサロンを開設する場合、決済面でのトラブルや問合わせに対応する必要もあります。例えば決済にPayPal(ペイパル)を使用する場合、クレジットカードが何らかの問題があって使えなかった場合は引き落としがされませんので、カード登録に関する確認をサロン参加者に直接お願いする必要があります。 オンラインサロンに向いている方 オンラインサロンは、すでに一定数のファンがいらっしゃる方に向いています。今までメルマガや何かのプラットフォームで囲い込んでいたファンの方に向けて、主宰者と直接コミュニケーションが取れる、もしくはいち早く最新情報をお届けする、というメリットを提供できます。Synapse(シナプス)を使用する場合でも、プラットフォームからの大幅な集客は見込めないため、すでにファンがいる方が始めやすいサービスかと思います。 オンラインサロンの始め方 有料会員制のコミュニティであるオンラインサロンの運営方法は大きく分けて2タイプあります。Synapse(シナプス)、サロンドなどのプラットフォームサービスを使用するか、あるいは自分でWebページを作ってメンバーを募集するかの2つです。 プラットフォームサービスを使用する場合 Synapse(シナプス)など、プラットフォームサービスを使用する場合は、まず会員登録をします。サロンページ制作のテンプレートがあるため、画面の案内に沿って必要事項を埋めていきましょう。プラットフォームサービスを使用する場合のメリットは、このように簡単にWebページを制作できることです。また、分からないことなどがある場合は、運営者スタッフに質問することもできます。メルマガ配信機能もついているため、定期的にメンバーにメールレターを送ることもできます。デメリットとしては20数%の手数料が発生することです。 また、このSynapse内で完結するわけではなく、Facebookの「秘密グループ」も活用します。サロンサービスの多くはFacebookと連動しており、実際にサロンメンバーとのコミュニケーションはFacebookを使用します。

ストーリーへの共感と消費

「ぼくらの仮説が世界をつくる」を読了しました。「宇宙兄弟」「ドラゴン桜」などの大ヒット漫画を育てた著者の佐渡島さんが、編集者・経営者として考えてきたことをまとめた一冊です。書籍の冒頭に「世界は、誰かが思い描いた「仮説」でできています」とあるように、仮説に対する考え方や、作家さんに対する想い、これまでの業界を自分たちは変えていくんだ、という強い想いが伝わってきます。テンポよく、情熱的で、あっと言う間に読み終えてしまいました。 仮説の立て方や常識にとらわれない思考、インターネット時代の編集のありかたや、起業家としてのマインドなど、色々なテーマがあって、どれもとても興味深いのですが、その中でも「ストーリーに共感するから、モノがほしい」というインターネット時代の消費について書きたいと思います。 質・安さを求める消費からストーリーに共感する消費へ 本書の第二章には、「モノと質とデザインと安さ」を兼ね揃えた商品が求められるこれまでの消費と、「背景にあるストーリーに共感するからモノが欲しい」という2010年代の消費について描かれています。これは本当にその通りで、楽天に在籍していた際にケーススタディとしてよく社内でも紹介されていました。私は決済の部署にいたため、実際に楽天市場に出店する店舗の方々とお話する機会は少なかったのですが、楽天大学学長の仲山進也さんの「あの会社はなぜ「違い」を生み出し続けられるのか」では、「手元に届かない花火、2000万円分が5日で完売した理由」「7000個のベーグルが3日間で完売」など、面白い事例が数多く紹介されています。 個人的にも、今年は特に誰かの話に共感してサービスを購入したことが多かったように感じます。「これ良いんですよ」というご近所同士での口コミ購入が、インターネットによってさらに促進されているという印象です。 たくさんのストーリーが込められたベトナムのアクセサリー 先日、Phuhiep(フーヒップ)というベトナム女性の自立支援を行うために生まれたブランドのアクセサリーを購入しました。商品自体もとても可愛くて大好きなのですが、創業者の方の志や、商品・関わる人を大切にしていこうという想いは本当にすごいなぁと思います。ピアスを一つ買っただけですが、Phuhiepのブランドストーリーが説明されたベトナムのポストカードとメッセージも丁寧に同封されて、本当に事業と商品を大切にしているんだなと感じました。リアルでの買い物でも、オンラインの買い物でも、本当にたくさんのアクセサリーがありますが、何かストーリーが込められたもののほうが私は欲しいと感じますし、大切にできるのではと思います。 誰かの想いを皆で叶える、クラウドファンディング クラウドファンディングも、ここ数年で広まった新しいサービス(消費)のスタイルです。今まで、存在は知っていても参加したことがなかったのですが、今年は「11民族が暮らすバングラデシュの村で子どもたちと映画を作りたい」と「インターネットに助けを求める子どもを安全に支援団体と繋ぎたい」の2つのプロジェクトを応援しました。どちらも「こども」や「教育」に関わることなのですが、強い志があって、応援しようという気持ちになります。前者のプロジェクトは無事、目標金額を達成し、後者のプロジェクトはまだ募集期間中ですので、興味のある方は是非ページを読んでみてください。 漫画から生まれたアクセサリー 「ぼくらの仮説が世界をつくる」でも紹介されていた宇宙兄弟のキャラクター北村絵名のヘアピンもストーリーを持つアクセサリーです。作中で、絵名が宇宙に飛び立つ前に彼女の妹がプレゼントしたというもので、「これをつけると気持ちがピシっとする」という漫画のセリフを台紙の中にも添えてあります。 宇宙兄弟の作者・小山宙哉さんの公式サイトでは、他にも「はやぶさのピアス」や限定のフィギアなど、他のアーティストとコラボした商品が、作り手の想いとともに紹介されています。私はヘアピンもピアスも買ってしまいました。 これからの世界への仮説 良い仮説を立てるためには本質を見極め常識を打ち破る視点が必要です。本書ではそれを「宇宙人視点」と呼び、「宇宙人だったらどう考えるだろう?」ということを書いています。「何が変わっているか」をきちんと見極めるのと同時に、「なにが変わらないのか」を把握しておくことも大切、という言葉も印象的でした。また「先に情報を仕入れてから仮説を立てても、前例を元に立てられたものなので前例以上のものはできない。だから、仮説を立ててから情報を仕入れる」という点はなるほどと思い、とても共感できました。佐渡島さんや、本書で紹介されている起業家の方々のような大胆な仮説は立てられないのですが、もっと世界のインフラが整えば、Phuhiep(フーヒップ)のように、生まれた環境が貧しくても先進国と仕事ができて生活や教育の質が向上していくのではと思います。また、近い未来で働き方がもっと柔軟になり、会社に所属せずにプロジェクト単位で仕事をしていく人も増えていくのではないでしょうか。仮説というよりは、こうなったらいいなという個人的な希望に近いところもありますが…。元々のテーマから広がってしまったかもしれませんが、新しい知見が広がるだけではなく、色々なことを考えるきっかけにもなる一冊だと思います。

営業をする上で大切にしたい6つのこと

 1design社犬の「もっぷん」はお客さんが大好きです。お客さんではない宅配業者さん、佐川急便のお兄さん、郵便配達のおじさん、東京ガスのお姉さん…誰が来ても大興奮し、家の中を走り回ります。その様子を見るたびに「プードルは知性が高いと聞いたのに…ばかなのかな?」という気持ちがわきおこります。  ただ、お客さんが好き!という気持ちが分からない訳ではありません。以前、広告代理店に勤務して営業をしていたときに、アポイントを取って新しいお客さんに会いに行くことや、お客さんと一緒に仕事をして広告を作ることはとても楽しい仕事でした。今回の記事では、営業時代に尊敬していた上司の方から教えてもらったことの中で、特に印象深かったものをご紹介します。 1. 新規開拓の場合はとにかくリストを作って電話する  100件電話したら10-15人は会ってくれて、そのうち何人かは契約してくれます。電話をするのが億劫だったり、面倒くさくてやりたくない…という方もいるかもしれませんが、新規営業は電話しないことには始まらないので、とにかく電話をかけまくることが大切です。 2. 最低7回は通うことを目指す  営業を初めたときに先輩から言われたことは、「新規のお客様は、最低7回は通うと何かしらの契約がもらえる」でした。確かに数回通って提案すれば、親しくなりますし、業務上の悩みを聞く機会も増えるでしょう。どんなに通ってもダメなときはダメでしたが…。既存のお客様でも、定例会など顔を合わせて話す機会や、電話する機会を設けることが大切です。 3. メールより電話、電話より会う  アポイントを取るときや何か用事がある時、メールだけではなくあわせて電話もかけましょう。こちらの感情や要件自体など、メールだけだと伝わらないことは沢山あります。また、電話よりも対面で会うほうがより良いです。営業の途中でお客様の会社の近くに立ち寄る際は「近くまで来たので」と挨拶をします。その際、挨拶だけだと相手も忙しく迷惑なこともあるため、何かしら役立つ資料を持参すると良いです。  これは社内営業にも使えました。他部署の人や他チームの人がフロアが違ったりオフィス自体が違う場所にある場合、ミスコミュニケーションが起こりがちだったので、出来るだけ会うようにしていました。 4. わからないことはお客様に聞く  これは最初に教えてもらった時にとても意外だった言葉です。「お客様の業界や商品・サービスについて一番知っているのはお客様。分からないことはどんどん聞いたほうがいい」とよく言われました。ベテランになるとそうはいかないかもしれませんが、新人の時は、自分でもよく勉強し、お客様にも色々聞くのが良いと思います。 5. なにがお客様のためになるかを再優先で考える  広告営業の場合は、「商品の認知や売上をあげること」がお客様にとっての主な目的です。広告提案だけではなく、競合情報(陳列棚の写真やネットの評判、実際に使っているユーザーの声など)や新しいツールの情報提供、人の紹介なども積極的に行いました。また、時にはお客様の考えと違うと思うことも、きちんと伝えることが大事です。 6. 縁を大切にする

マーケット担当者プーティの悩み

「デジタルマーケティング」に革命を起こそうとしている「DMP」と「MA」について調べてみた

2015年12月29日
マーケティング

 DMPはデータ・マネジメント・プラットフォーム(Data Management Platform)、MAはマーケティング・オートメーション(Marketing Automation)の略称です。「2015年、マーケターのキーワードは「ビッグデータ」/今後は「IoT」も【ジャストシステム調査】」を見ると「ビッグデータ」や「Iot」ほどの注目度はないようで意外でしたが、市場規模も拡大し徐々に注目が高まっています。一人一人の顧客に最適化されたサービスを提供することができ、マーケターの仕事を効率化する非常に便利なツールです。 DMP、MAとは?  矢野経済研究所によると、DMPとMAは下記のように定義されています。 DMPとは、様々な販売チャネルにおける顧客の行動データを集約して分析することで、顧客の特徴を明らかにし、広告、メール、DMなどのマーケティング施策を最適化するシステムやサービスをさす。 MAとは、大量の見込顧客や既存顧客を一元化し、自動的に評価し、設計したシナリオに基づいて、シナリオを自動実行させ、顧客を個別に育成することで確度の高い商談を創出するシステムやサービスをさす。 引用:矢野経済研究所  簡単に説明すると、DMPは顧客データなどを集めた巨大なデータベース(情報プラットフォーム)、MAはそれを元に顧客ごとに最適なタイミングでコミュニケーションをするツールを指します。  同社が実施した国内のDMPサービス市場/MAサービス市場の調査(※1)によると、DMPサービス市場とMAサービス市場を合算した2014年のデジタルマーケティングサービスの市場規模(事業者売上高ベース)は208億円、2015年は前年比30.8%増の272億円になり、今後も拡大していく見込みです。 DMPとMAができること  DMPは、データの統合・分析に強みがあり、厳密には「オープンDMP」と「プライベートDMP」に分類することができます。  オープンDMPとは、各ポータルサイト、検索エンジン、各サイト、SNSなどでのユーザーの行動履歴や属性情報など、データ提供企業(第三者企業)が持つ情報を集めたものです。  プライベートDMPとは、オープンDMPが扱うデータに、自社サイトへのアクセス解析や購買データ、メルマガ会員のデータなど、自社が持つ情報を組み合わせて管理するプラットフォームです。自社データを外部データとリンクさせれば、より細かな分析が可能になります。なお、最近MAとの連携で話題になっているのはプライベートDMPです。  MAは、その名の通りマーケティング活動をシナリオ化して、自動化するツールです。webのアクセス履歴やメールマガジンの登録情報など、各顧客に対して、最適なタイミングで、最適なアプローチを行うことが可能です。たとえば、メールマガジンはA社、アクセス解析はB社、EC機能はC社のサービス、さらに営業からの情報も…と、ばらばらになったデータをまとめるだけでも時間を要し、戦略立案に集中できないというマーケティング担当者の方は少なくないのではないでしょうか。MAを活用すれば、各顧客により最適化されたコミュニケーションができるだけではなく、業務改革にも役立ちます。  DMPの得意分野はデータの統合・分析ですが、広告やメール配信の仕組みは持っていません。一方、MAは広告やメール配信など自動化の仕組みを持っていますが、DMPほどデータ収集は得意ではありません。このため、マネックス証券やビズリーチのように、DMPとMAが連携して使用されています(※2)。 DMPとMAのニーズが高まっている背景  店舗、人的営業などのオフラインでの接点に、オンラインチャネルが加わったことで、消費者と企業の接点は複雑化、多様化しています。マーケティング施策も、この変化に応じて細分化していますが、どの施策にどれだけ投資すればいいのか、分析した結果をどのようにアウトプットするのか…施策を統合的に管理・測定し、戦略を立案する必要があり、これらを一元的に管理できるプラットフォームが求められています。  また、必ず来る!マーケティングオートメーションが必要とされる理由とその選び方にあるように、日々業務に追われるマーケターの仕事が効率化され、戦略立案に注力できるという点は大きな魅力です。一方で、導入には様々な部署が関わることや、ツール自体を使いこなせるようになるまでに時間を要すため、導入後のサポートまで細かく対応してもらえない場合、導入に対するハードルは高いのではという声も聞きます。実際に、大手企業で働くデータサイエンティストやマーケティング担当、エンジニアにも聞いたところ、「すでに導入して便利だが、使いこなすのに時間がかかる。」という声や、全社的にではなく、一部の部署から導入をスタートしているところもあります。