有料メルマガよりも高収益?オンラインサロンの始め方

オンラインサロンというサービスをご存知でしょうか?オンラインサロンとは、有料会員制のコミュニティです。著名人、作家、ブロガー、タレント、占い師などその道のプロが主宰し、そのコミュニティ内だけでしか得られない有益な情報を発信したり、オフ会を開いて主宰者とメンバー同士で直接話す機会を設けたりします。参加者にとっては自分が好き・尊敬する著名人と直接話せ、相談する機会を得られるなどのメリットがあり、主宰者にとっては自分のファンに効率よく情報を届けられる(囲い込める)というメリットがあります。
今回の記事では、主宰者目線でのサロンのメリット・デメリット、実際に始める場合の方法についてご紹介していきます。

一言まとめ

最近話題のオンラインサロンに関するまとめです。

  • オンラインサロンは、有料メルマガよりも労力少なくして収益になるかも
  • オンラインサロンが向いているのはすでに一定数のファンがいる人
  • オンラインサロンの始め方は、Synapse(シナプス)などを利用するか、自分でLPを作る

オンラインサロンのメリット・デメリット

オンラインサロンのメリット

主宰者側からするオンラインサロンのメリットは、労力に対するリターンが良いことです。例えば、有料メルマガの場合、月額1000円以下でもある程度、質の高いものを配信することを求められているでしょうし、30人読者がいても3万円です。それに対して、オンラインサロンの価格帯は高く、約3,000円〜1万円。仮に30人のサロンメンバーを獲得すると、9万円〜30万円。また、メンバーもサロン主宰者 本人と話したい、意見が聞きたいというニーズがあるため、Facebookの投稿に反応したりメール対応するだけでも、一方的な情報発信より満足度がずっと高くなります

オンラインサロンのデメリット

コミュニティの一種ですので、運営が大変ということがデメリットです。メンバー間でのトラブルなども想定できますので、事前に規定を作っておくことをお勧めします。また、独自でサロンを開設する場合、決済面でのトラブルや問合わせに対応する必要もあります。例えば決済にPayPal(ペイパル)を使用する場合、クレジットカードが何らかの問題があって使えなかった場合は引き落としがされませんので、カード登録に関する確認をサロン参加者に直接お願いする必要があります。

オンラインサロンに向いている方

オンラインサロンは、すでに一定数のファンがいらっしゃる方に向いています。今までメルマガや何かのプラットフォームで囲い込んでいたファンの方に向けて、主宰者と直接コミュニケーションが取れる、もしくはいち早く最新情報をお届けする、というメリットを提供できます。Synapse(シナプス)を使用する場合でも、プラットフォームからの大幅な集客は見込めないため、すでにファンがいる方が始めやすいサービスかと思います。

オンラインサロンの始め方

有料会員制のコミュニティであるオンラインサロンの運営方法は大きく分けて2タイプあります。Synapse(シナプス)サロンドなどのプラットフォームサービスを使用するか、あるいは自分でWebページを作ってメンバーを募集するかの2つです。

プラットフォームサービスを使用する場合

Synapse(シナプス)など、プラットフォームサービスを使用する場合は、まず会員登録をします。サロンページ制作のテンプレートがあるため、画面の案内に沿って必要事項を埋めていきましょう。プラットフォームサービスを使用する場合のメリットは、このように簡単にWebページを制作できることです。また、分からないことなどがある場合は、運営者スタッフに質問することもできます。メルマガ配信機能もついているため、定期的にメンバーにメールレターを送ることもできます。デメリットとしては20数%の手数料が発生することです。
また、このSynapse内で完結するわけではなく、Facebookの「秘密グループ」も活用します。サロンサービスの多くはFacebookと連動しており、実際にサロンメンバーとのコミュニケーションはFacebookを使用します。

独自でオンラインサロン開設をする場合

自分でサロンの募集ページをもっと魅力的にしたい、手数料を抑えたい場合はご自分でページを作る方法をお勧めします。この場合はWebページを制作するのに費用が必要です。予算は、発注する制作会社によって10万円前後から高い場合は100万円近くかかることもあり、まちまちです。
さて、独自でサロン運営をする場合、気になってくるのは決済ですが、お勧めはPayPal(ペイパル)です。クレジットカード代行会社を使用する場合は初期費用も決済手数料もかかりますが、PayPal(ペイパル)の場合は無料で導入できる上に、決済手数料も4%程度で済みます。また、定期購読決済ができる点も大きく、一度申し込んでいただくとキャンセルになるまで自動で毎月の引き落としが行われます。

オンラインサロンの運営方法

前述したようにオンラインサロンは主にFacebookの秘密グループを使用します。Facebookのグループには、公開、非公開、秘密の3種類があり、秘密グループは誰が参加しているのかも、どんなトピックが投稿されているのかも第三者には分からないようになっています。

オンラインサロンは、こちらのFacebookグループに主宰者の方が投稿してそれに対してメンバーの方が答えたり、メンバー自身が投稿することで話題提起をすることが多いようです。また、定期的にオフ会を開いて対面してコミュニケーションをとることもあります。

まとめ

オンラインサロンの他にも、最近はnoteでの有料マガジンサービスも出てきて、よりコンテンツが売りやすくなってきたと感じます。これまでは、作家の方と直接話したりコミュニケーションをとるためには、Twitterで話しかけるかメルマガの問合わせなどから質問する…といった形が主でしたが、オンラインサロンサービスの登場で読者やファンの方の楽しみ方ももっと広がってくるでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。