昨年からプライベートでも仕事でもChatGPTを使う頻度がグッと増えました。「有料版は精度が違う」と聞いたので、有料版のChatGPT Plus(月額20ドル)を契約したところ、いろいろな場面で活躍してくれています。
ChatGPT Plusを活用している場面
ChatGPTを、以下のような場面で活用しています。
- メール文面の作成
- 文章作成・告知文作成
- 翻訳
- 行き詰まった時の壁打ち
- ちょっとした調べ物
- タスク管理
- アンケートデータの集計
- 企画書作成
これらの活用を通じて、業務上のストレスがぐんと減ったと感じています。一人で考え込む負担や立ち止まる時間が短縮され、効率よく進められるようになりました。
ChatGPTにもいろんなモデルがあり、さらに他にもいろいろなAIがあるので、備忘録も兼ねてざっと記録しようと思います。
ChatGPTのモデル
画面の左上から選択できるモデル。
GPT-4o
- 特徴:
- 現在の標準モデル。多くのタスクに対応可能
- 高度な推論能力と応答の自然さを持つ
- 一般的な質問から高度な問題解決まで幅広く対応
- 用途:
- 日常的な質問応答、文書作成、簡単なデータ分析など
- 適している場面:
- 複雑なレポートの作成
- 技術的なアドバイスが必要な場合
GPT-4 Mini
- 特徴:
- GPT-4oの簡易版。日常のタスクを効率よく処理
- 軽量化されているので、速度が重視される環境に適している
- 用途:
- 日常的な作業、基本的な質問応答、短い文書生成
- 適している場面:
- 日常的な作業やライトな使い方
- スピードが求められる簡単なタスク
o1
- 特徴:
- GPT-4oよりも高度な推論に特化したモデル
- 難しい論理的な問題や分析に向いており、専門性の高い応答を提供
- 用途:
- データ分析、専門分野での質問応答、高度な推論タスク
- 適している場面:
- ロジカルな問題解決が必要な場合
- 研究や専門的な議論に利用したい場合
o1-mini
- 特徴:
- o1の軽量版で、応答速度がさらに高速化
- 推論力は維持しつつも、処理効率が向上している
- 用途:
- シンプルで軽量な推論が必要なタスク
- リアルタイム性が求められる場面
- 適している場面:
- すばやく情報を得たい場合
- 軽量な作業で負荷を減らしたい場合
GPT-4 (Legacy Model)
- 特徴:
- GPT-4の元となるモデル
- 応答の質は高いが、現行モデル(GPT-4oなど)と比較して処理速度が遅い可能性がある
- 用途:
- GPT-4世代の高精度な応答を求める場面
- 適している場面:
- 以前のGPT-4モデルが特に気に入っている場合
- 最新モデルよりも安定性を優先する場合
使い分け
- スピードを優先: GPT-4 Miniやo1-mini。
- 精度を優先: GPT-4oやo1
- 特定の推論や専門性を重視: o1
- ライトな用途やコスト削減: GPT-4 Mini
今日、このブログを書くまで、特に意識せずにGPT-4しか使ってなかったのですが、これからデータ分析をするときはo1に切り替えた方が良さそうだな…。
Sora、Explore GPTs、New project
全然使ってなかったんですけど、左側にSora、Explore GPTs、New projectっていうメニューもあります。
Sora
Soraをクリックしてログインすると、下記の画面が出てきます。私が契約している、左側のChatGPT Plusプランだと50本まで動画生成が無料みたいですね。Proのプランは月に約3万円。企業向けのプランかな。
Explore GPTs
他のカスタムGPTやプロジェクトで利用可能な設定済みのモデルを探索できるメニュー。OpenAIが提供するカスタムGPT機能を活用するための入口。
- 機能:
- さまざまなテーマや目的で設計されたGPTを探索、選択、利用可能。
- 他のユーザーが共有しているGPTや、OpenAIが推奨するGPTを見つけることができる。
- 例:
- マーケティングに特化したGPT
- プログラミングに特化したGPT
- 教育用に最適化されたGPT
New Project
ChatGPTや関連ツールを使って、自分専用のカスタムGPTを作成したり、プロジェクトごとにタスクを管理。
そもそもChatGPTとは?
ChatGPTは、アメリカのAI研究団体 OpenAI によって開発されました。
OpenAIは、イーロン・マスク(Elon Musk) や サム・アルトマン(Sam Altman) をはじめとする数名の投資家や技術者によって、2015年に設立された団体です。
ChatGPTの登場時期
- 初期のリリース
- GPT(Generative Pre-trained Transformer) は、2018年6月にOpenAIが初めて論文を発表
- GPT-2(2019年2月)では、より大規模なモデルが発表された。当初は安全性の懸念から完全なモデルの公開が制限された。
- GPT-3(2020年6月)は、非常に高い性能を持つ大規模言語モデルとして公開され、多くの分野で応用されるように。
- ChatGPTの登場
- ChatGPTの形式で利用可能になったのは、2022年11月30日。
OpenAIがユーザーとインタラクティブな対話を可能にするために設計したGPT-3.5モデルを基にしている。 - その後、2023年3月14日 に、より高性能な GPT-4がリリースされた。
- ChatGPTの形式で利用可能になったのは、2022年11月30日。
まとめ
便利だなーと思いながら使っているChatGPT。意外と画面をちゃんと見たことがなかったので、チェックも兼ねてまとめてみました。
Google Notebook LM、Google Gemini Deep Research、Dify、Zapier、Gas OpenAI、Claude、Cammaについても、近々まとめてみようと思います。