ING銀行と5時間電話して英語の上達を実感した話


先週末、所用があってオランダのING銀行に電話をしました。対応が人によって違う上に、途中で切られたりもしたので合計で7回電話して解決するまでに5時間かかりました。

最初に電話した時は、電話口の人がすごく丁寧に対応してくれました。私側で確認しなきゃいけないことがあったので、「また折り返す」と電話を切りました。

すっかり安心しきって2回目の電話をかけたところ、今度の人は「あなたのその状況だと何もできない」の一点張り。
「いや、さっき電話した時は大丈夫って言われましたけど?!」と言っても「ダメ」。絶望して15分で電話を切る。

5年オランダに住んで、「対応する人によって言うことが変りがち」と学んだので再度電話をかけました。今度の人は、めちゃくちゃ対応がだるそうでした。電話しながら「あふぅ〜〜〜〜」とあくびをするし、舌打ちするし、最後は私が話してるのに「good bye」と電話を切ってしまいました。4回目も似たような感じです。

5回目にしてようやくまともな人に巡り会い、一時間ほど電話して「対応方法を記載したメールを送る」と言われました。その人より前の人たちの対応にげんなりしてたので「INGに感謝のメールを書きたいから名前を教えてください」とお願いしてしまいました(笑)しかし、待てども待てどもメールが来ません。

仕方ないので、「別のメールアドレスにメールを送ってください」と言うために6回目の電話をかけたのですが、これも途中で電話が切れてしまう。7回目の電話でようやく解決!トータル5時間かかりました。

人によって言うことが変わる

これはヨーロッパあるある(日本以外の国あるある?)だと思うのですが、人によって言うことが違うんですよね。だからある人が「ダメ」とか「できない」と言っても、他に何人かの人に聞くようにしてます。

店員さんが舌打ちしてくる

電話対応中にあくびしたり、舌打ちするのもたまに見かけます。もはや仕事してくれたらなんでもいいと私は思ってます。

なんだかんだ英語上達した

2017年のオランダ移住が私は初海外生活でした。最初は本当に拙い英語でしたが、今は自動ガイダンスを聞いて対応窓口を選び、自分の事情を説明して、相手が適当に仕事しようとしてたら食い下がって「もっと調べて?!」と言えるようになりました

ガイダンスを聴きながら、学生時代のリスニングのテストを思い出しました。リスニングの問題だと、「飛行機の機内の席を選ぶ」とか、そういった問題だった気がするのですが、現実は「電車が到着するプラットフォームの変更」とか「銀行の問い合わせをするのに適切な窓口番号」とかの方が切迫して必要な聞く力だよなぁなんて思いました。あとは、聞くのも大事なのですが、それよりも相手が仕事を適当に終わらせようとしているときに「もう一回確認して?!」と主張する力がないと言いくるめられてしまうので、そこまで学校で教えてくれたらいいのにななんて思いました。

5時間も電話するのはもう二度と勘弁してほしいですが、なんだかんだ英語上達したよなぁと思った出来事でした。


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横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。