最近知り合った方が、もう少ししたらフランスにお引っ越しするらしく、「竹刀を持っていきたいのですが、預けられますか?」と訊かれました。私は通常、Odd-size baggageとして預けています。Odd-sizeとは、竹刀やベビーカーみたいに長かったり、スーツケースとはサイズの規定が違う荷物のことです。
航空会社によっては無料で預けられることもありますし、プラス料金がかかることもあります(でも、だいたい追加料金はかかりません)。一度、「Odd-sizeじゃなくて機内に持ち込んでも大丈夫ですよ」と言われたことがあり驚きました。機内の床に置けばいいと言われたのですが、邪魔ですよね?!でも、オーストラリアでワーホリしている知り合いの子は毎回、機内持ち込みするように言われるようです。
竹刀を預けるときに気をつけたいこと
日本国内便に乗ったときに、丁寧にわざわざ段ボールにまで入れてくれて感動したことがあります。そんな扱いをしてくれたのは日本の航空会社だけです(笑)布製の竹刀の場合、大型のホッチキスで穴ぼこだらけにされることもありますし、引き取ったときに鍔どめがなくなっていたこともありました。布製の場合は、事前に鍔と鍔どめを取り出しておくことをお勧めします。他の荷物と一緒にごちゃごちゃになるので、めちゃくちゃ汚れます。竹刀自体がトランジットした国に置き去りにされたこともありました。
Odd-size baggageはベルトに流れてこない
Odd-size baggageは専用の置き場があるので、ベルトからは流れてこないことが多いです。目的地について荷物を引き取ったら、Odd-size baggageのエリアに行って竹刀を引き取りましょう。
これはパリのシャルル・ド・ゴール空港なのですが、右上を見るとOversized Baggageと書いてあるのが見えると思います。そして竹刀は、床に置かれてるように見えますが…(笑)
竹刀を機内持ち込みする場合に気をつけたいこと
竹刀を機内持ち込みした際、「これは何?」と手荷物検査で訊かれます。たぶん大丈夫だとは思うのですが、私はいつも「Bamboo sword」とは言わず「Bamboo stick(竹のスティック)」と言ってます。特にコロナ明けは空港がめちゃくちゃ混んでて4時間前チェックインでもギリギリだったので、危険物扱いされて足止めされると飛行機乗れなくなっちゃうので、スティックで通しました。武士の魂と言われる刀を模した竹刀ですが、搭乗できなくなったら困るので。
「ちょっと待て…これは剣道じゃないか?やってみてくれ!」と、手荷物検査の人にウキウキ言われたこともありました。断りました(笑)
機内に持ち込むと、案の定大人用の市内は床に置かないといけない上に邪魔で、フライトアテンダントのお姉さんが迷惑そうにしていました。チェックインの時に「長いから邪魔になると思います!」って散々言った後だったので、「だから言ったのに…」と思いました。結局、床に竹刀があると危ないので、後ろの方に連行されていました。
子ども用の竹刀でしたら機内持ち込みでも大丈夫だと思うんですけど、大人用の39は長さもあるので、やっぱり預けた方がいいなぁと思います。