日本の少年剣道の錬成会


日本に戻ってきてから、私は3つの道場に所属しているのですが、そのうちの一つの剣友会の付き添いで夏から3回くらい錬成会に行きました。

東京にいた頃に所属していた道場は、こんなふうに錬成会に積極的に参加するところではなかったので新鮮です。剣友会同士が声を掛け合って、毎週末どこかしらで錬成会が開催されているようです。

千葉、群馬、栃木など、関東近辺の錬成会に参加する際は5:30ごろ集合で、車に乗って会場まで向かいます(私は集合場所まで離れたところに住んでいるので、5時頃家を出て、自転車で集合)。

朝から集合場所まで10kmくらい走る

いずれも試合数をたくさんこなす形式になっていて、今日参加した錬成会は40試合近く行いました。審判やりながら子供たちにコメントもするので、監督の先生は大変です。私は毎回参加するたびに疲れ果てています…。

事前に配られたPDFにどのように試合が進行するのか、審判はいつで、勝ち数などに応じた移動についても計算されています。保護者の方々も手慣れていて、私は言われるがままに移動しています。

帰宅する頃には、LINEに動画が共有されるので、改めて試合を観ます。自分が所属する会の子達の審判もするので、試合観ていたつもりなのですが、改めて動画で観てみると気付かされることが多いです。

共有された動画を次の子どもたちとの稽古に活かすのですが、「指導者間で言っていることが違う」状態にしたくないので、コメントする前に一旦、会の先生に確認するようにしています。

また、私は専門的に剣道をやってきたわけじゃないので、大学の剣道部の先生にも確認しています…。オランダで剣道してたおかげで、色々な人とのつながりができました。中には剣道や武道学を専門にしている先生方もいらっしゃいますので、そういった繋がりにとても助けていただいています。

今日、大学の先生とお話ししていて印象的だったのが「エコロジカルアプローチ」でした。剣道も、最新の理論を取り入れて、研究されているんだなぁと勉強になりました。↓はおすすめしてもらった本です。

少年剣道、大学での最新の研究、海外剣道…私が興味ある分野は主にこの三つなのですが、それぞれのカテゴリを行ったり来たりしながら、学びを深めていきたいと思っています。

会場近くの原っぱにて。
錬成会後にカエルを追いかける子どもたち

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横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。