【マリコの部屋vol.1】アムステルダムのフリーランス美容師Keiさん


アムステルダムで働くフリーランスの日本人に、どんな仕事・生活をしているのか突撃インタビューする企画、「マリコの部屋」へようこそ!第一回は、出張美容師として働くKeiさんです。

アムステルダムを拠点に活動する出張美容師のkeiさん。美容師を志していたときから「いつかニューヨークで働きたい」という思いを持っていたとのこと。美容師の職業学校を卒業後、日本の美容室で7年半働き、ワーキングホリデーでまずカナダへ。その後念願のニューヨークへ渡り、7年半活動していたそう。ニューヨークでは、現地のヘアサロンで美容師として働きつつ、個人でも活動していました。ですが、本格的にフリーランスになったのはオランダが初めて。どうして移住先にオランダを選んだのでしょう。

アメリカに長く住んだから、次はヨーロッパ!

「日本人はビザが取りやすいーー」多くの日本人フリーランスが、ビザの取りやすさを魅力に感じ、オランダに移住を決めます。Keiさんがオランダを選択肢に挙げた理由もこのビザのニュースを聞いたのがきっかけだったそう。「アメリカに長く住んだから、次はヨーロッパに住んでみたい。英語圏で考えたら、イギリス、アイルランド、オランダ……中でもオランダはビザが取りやすいようだ。まず最初に、取っ掛かりとして住める場所を探して、その後行きたい国に行くのがいいかなと思ってました。」

まずは住んでみて、そこから考えればいい、と思ったそうです。

実際に住んでみて、オランダは政策やデザイン、国自体が知れば知るほど面白い国だと実感しているとのこと。また、自分一人で事業を立ち上げ、開拓をしながら仕事をする新しい環境にとてもやりがいを感じているそうです。

オランダの自宅にはヘアサロンスペースも

ゲリラ戦略でお客さんを開拓

ゼロからオランダに移住して来て、お客さんはどのように開拓したのでしょう。Keiさん曰く、地道なゲリラ戦略が功を奏したそうです。

ご自宅にある仕事道具

「街中に立って、カットしませんか?と声をかけることからはじめました。思いつくことは、本当に色々やりました。たこ焼き屋さんの友人がいるんですけど、マーケットで屋台を出すと聞いて、手伝いに行ってそこで友達を作ったり。友人の宣伝もしつつ、自分のことも知ってもらうようにしていました。
あとは、僕はファッションが大好きなんで、服屋さんに行って店員さんと仲良くもなりました。カットモデルをお願いして写真を撮って宣伝につなげ、ありがたいことに口コミで広まって行きました。」
Keiさんはオランダに来てからまだ2年半にも関わらず、顧客ゼロの状態から地道に営業し続けたおかげで、今では多くのお客さんを抱えています。

みんなで生活を楽しみたい


フリーランス美容師として活動していく中で、同じようにオランダの日本人フリーランス仲間と出会えたことも自分にとっての貴重な財産だといいます。それぞれスキルや志を持った仲間の話から刺激をもらい、さらに新しい興味へ挑戦するきっかけも生まれたとのこと。

自家製カレー

お店が出せるのでは?と言われるくらい素敵なお料理

趣味のコーヒーやスパイスカレー作りもその一つ。「人に喜んでもらう方法はひとつだけではない」という思いを以前から温めていました。空いた時間やオフの日を活用できるのはフリーランスの最大のメリット。「ヘアカットと一緒に美味しいコーヒーを楽しんでもらえたら、もっと最高じゃないですか?自分も楽しい上に、好きなことが増えて視点が広がる。けど、誰かのためにしているようで実は自分のためになっていることがものすごく多いですね。」

続けてKeiさんは言います。「街を歩いていても、以前は全く気にならなかったことがすごく気になるようにもなりました。器や盛り付けで味や気分が変わるとか、空間づくりもそう。自宅のサロンスペースづくりにも、ものすごくそれが生きています。自分も暮らしが楽しいし、ゲストの方にも『居心地がいい』と言ってもらえるとやっぱりうれしいですよね。
色んなことができた方が人生もっと楽しいし、世界が広がるので、これからも常にアンテナを張って新しいことを知りたいですね」確かに、せっかくアムステルダムで暮らすのだから、衣食住、全てを楽しみたいです!
また、フリーランスは常に学ぶ姿勢が求められます。一つの場所にとどまらず、幅広い分野に興味を持つことは、将来の備えにもなるはずです。

机に座っていられない! Keiさん直伝英語学習法

ゲリラ営業もできて、料理もコーヒーも上手なKeiさんにも苦手なことがあります。じっと座っていることです。すぐにどこかに行きたくなってしまうので、机に座っての学習がとても苦手だそう。美容の専門学校を出て、日本のサロンに勤めていた時は英語は全く話せなかったそうです。カナダにワーキングホリデーに行ってから、Keiさんの本格的な英語学習がスタートしました。

とにかく話す!

「ワーキングホリデー中に働いていた美容室は日本人が経営していました。英語わからんのによくやっていたなと思います。準備学習もほとんどしませんでした」
そんな状態から、一体どうやって英語が話せるようになったのでしょう……?
「カナダでワーホリした時に語学学校に通ったので、会話をする機会ができました。あとは、美容に関する専門用語は丸暗記しましたね。お客さんとも積極的に会話をすることで、とにかく話して実践しました。」

まず、基本的な単語は丸暗記すること、そしてあとはとにかく実践あるのみ!ですね。

ニンテンドーDS

「なんの勉強がよかったのかわからん〜」と言っていた Keiさんが、突如思い出したのがニンテンドーDSの「えいご漬け」でした。

あれや!と閃いた瞬間

ニンテンドーDS「えいご漬け」とは、一時期大ヒットした英語学習ソフト。実は私もこのゲームを活用してTOEICの点数を100点ほどアップさせました!

「暇な時……例えばバスの中とかでもずっとやってました。ゲーム感覚でできて面白いんです。しかも、たまに全く同じシチュエーションがやってくるんですよ。それで覚えます。あとは、主語・動詞の順番なんかも解説してくれて。あ!英語ってこんな順番なんや!って驚いたり。中学で勉強したはずなんですけど(笑)」
その場にいた日本人フリーランスも「えいご漬けはいいよね!」と大賛成。英会話学校に通うよりずっとコスパがいい、との話も出たほどです。

Keiさんへの仕事のご依頼はこちら

今日はインタビューも兼ねてKeiさんにヘアカットしてもらいました!こちらの写真はKeiさんのご自宅兼スタジオですが、出張でのカットもしてくださいます。カット料金は女性40ユーロ、男性30ユーロ。ファミリーやお友達同士でのご予約の場合は団体割引もあります。
詳細はこちら

※お願い:
こちらの記事内でご紹介した方への無料の移住の相談はご遠慮ください。移住相談に関しては、有料でサービスを提供している方がいらっしゃいます。


ABOUTこの記事をかいた人

横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。