UX/UIオンラインスクール Delight Uに入学しました

4月に、cshool(クスール)DeNAが共同運営するDelight U(デライト・ユー)に入学しました。本気でUX/UIを学びたい人のための無料オンラインスクールで、入学時に選考がありましたが、嬉しいことに通り、30名の入学者の一人に選んでいただきました。先週、中間発表が終わり講義期間も折り返し地点に差しかかったので簡単にレポートを書いてみようと思います。

本気でUX/UIを学びたい人の学校

5年ほど前にデジタルハリウッドのweb速習クラスに通いましたが、その際はphotoshopやillustratorの使い方、html・cssの基礎についての講義が中心で、今回のように短期でデザインの基礎からアプリ企画・デザインまで体系的に学んだのは初めてです。
先日の中間発表で、Delight U開校の理念について聞く機会があったのですが、「UX/UIを体系的に学べる場所が日本には少なく(ほぼない)、これまではUX/UIを勉強するにはアメリカに行かなくてはいけなかった。Delight Uを開校することでもっと日本のUX/UI水準を高めたい」ということがあるそうです。確かに、専門学校を出てソフトの使い方など基礎を勉強したら、その後は現場に放り込まれ、先輩に教わったりネットで調べたり…が主流な気がします。
もともと、私は企画や営業寄りのディレクターで、仕事の幅を広げるためにもUI/UXについて学び直して何か作らなくてはと思っていたので、こういった機会があり本当にありがたいです。

教材と課題について

教材に関しては毎週30-60ページほどのPDFが配布され、それに基づいて課題制作を進めていきます。一人で黙々と勉強、課題をこなし、slackのグループに課題を提出してフィードバックをもらいます。
教材は完結にまとめられていて、わかりやすいです。また、個人的に章末で紹介されている参考書籍がとても良いなと思っています。私は割りと本を買って読むほうなのですが、初めて見る書籍も多く、自分が検索では辿りつけなかった良書に出会えました。

中間課題発表会

先日、中間課題発表会があり、優秀者の方の課題発表を聞いてきました。普段の教材での勉強も良いのですが、やはり実際に、他の人がどんな姿勢で課題を作り、どう作業しているかなどを聞くのは勉強になりますし、刺激になりました。
特に、ただ課題を提出するだけではなくて動画まで作ってプレゼンした方や、「このサイトの意義や求められていることとは何か?」をとことん突き詰めて考えている方、限りある素材を魅力的に加工し独自の世界観を創った方がすごかったです。自分ももっと掘り下げて仕事を考えなくてはと思いました。

cshoolさんは本業でスクール事業をしていて、wordpressの講座などもあります。「webのことは自分で調べればたいてい勉強できる」と周りの人はよく言うのですが、私みたいに「自分で色々調べたりが苦手。先生に教わりたい」という人にはありがたい事業です。ダメなんですけどね、本来は自分で調べないと…。また、これまでDeNAさんの事業内容などぼんやりとしか知らなかったのですが、キュレーションメディアの運用や車事業など、色んなことに進出していてすごいなぁと思いました。以前勤めていた楽天でもハッカソンイベントをしていますが、業界のリーディングカンパニーがこんな風にオープンスクールを開校してくれるのはWeb業界にとって大変ありがたく、意義深いことだと思います。

中間発表が終わり、これからまた引き続き課題がありますが、少しでも多くのことを吸収できるよう頑張ります。

おすすめの一冊

book1不格好経営
南場 智子
¥1,300
今回のスクール入学がきっかえで読みました。DeNAの創業からのストーリーを描いた一冊です。読んでいると当時の熱量が伝わってきて、あっという間に読み進めてしまいます。南場さん格好いい。

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ABOUTこの記事をかいた人

横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。