“好き”を枯らさないで

先日、幼馴染と話していて、「会社で嫌な思いをしたことがきっかけで、せっかく好きで始めた仕事のことも嫌いになってないか」といった話をしました。

彼女はネイリストで、2月に新しく自分のお店をオープンします。
私の隣の隣の家に住んでいるのですが、もう生まれた頃からの付き合いです。
それほど長い付き合いでも、10代後半から最近までお互い忙しく、知らないことがたくさんありました。

彼女は専門学校時代からネイルの仕事に触れているので、もう人生の半分をネイルと過ごしています。
技術もしっかりしてて、私は感心しきりなのですが、そんな彼女もけっこうキツいクレームを受けたり、理不尽さに耐えられず数年間ネイルの仕事から離れた時期があったそうです。

その時期は、近所のスーパーで働いていました。
ある日レジに来た男性客に「レジ袋はご入用ですか?」と聞いたら「なんでいちいちそんなこと聞くんだよ!!」と、怒鳴られたことがあったそうです。
確認のために聞いたんですけど??」と言い返したら何も言われなかったそうなのですが(強!笑)、その時に「こんなよくわからないやつの相手をするために、あたしは仕事をしているわけじゃない」とハッとします。

その出来事が皮切りとなって「あたしはネイル自体が嫌いなわけじゃないんだ」と気づいたそうです。

これは部活動やスポーツでも同じだと私は考えています。
その競技が大好きでも、身を置いた環境が自分に合っていないことってあると思うんです。愛を持っているからこそ、途中で投げ出してはいけないと頑張り続けて、競技自体を嫌いになってしまう人もいるのではないでしょうか。

幼馴染は、少し時間をおいて「やっぱりあたしはネイルが好き」ともう一度確信を持てたようです。そして環境を変えてみたら、さまざまな出会いに巡り合います。

すごく印象的だったのは、「お客さまとの出会いなくして今の自分はない。本当にたくさんのことを教えていただいた」という言葉です。

いまいる環境が辛かったり、人間関係で悩んでいる人がいるとしたら、思い切って環境を変えてみるといいかもしれません。「もう嫌だ」と、やめたくなっている人は自分が本当に嫌なことはなんなのか?少し時間を置いて考えてみることも大切かも。

もともと好きだったその「対象」になにも罪がないのであれば、やめてしまうのはもったいないですね。だって、好きだからこそ、素晴らしい出会いが待っている可能性があります。「好きなこと」を追求する楽しさはもちろん、人との出会いは新しい自分を形作り、明るい方向に導いてくれると思うんです。

「面白そう」「素敵」「かっこいい」。そんな憧れや興味からスタートしたことは、最初は自分の「好き」が養分になるでしょう。でも、成長する過程で周りの人たちから受ける愛や刺激も大切な栄養になるはずです。せっかく出会った「好き」の種。その花を枯らさずに、大切に育てていけたら素敵ですよね。

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横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。