フリーランスになる理由は人それぞれだと思いますが、「会社で働くのが嫌になった」という人もなかにはいるのではないでしょうか。
GWが明けて「ホント会社行くの嫌だわ…」と思ってる人もいるかもしれません。
つい先日、大学の後輩からも「先輩、自分もう会社行くの無理です」みたいなメールが来ました。
思い詰めてるのかと心配して電話したら「アイス食べたいからあと5分待ってください」と言われたのであまり深刻な状態ではなかったようです。
その後輩とも話したのですが、会社勤めも悪いことばかりではなく、良いところもたくさんあります。
現役フリーランスの私から見た、会社員の良いところを5つピックアップしていきたいと思います。
同僚・先輩・上司がいること
自分の仕事ぶりをチェックして指導してくれる上司や先輩、同僚がいることはとても心強いことです。
人間関係がネックになって転職を考える人や思い詰めてしまう人も多いですが、職場での縁に恵まれれば、自己学習だけでは得られない大きな学びと経験を得られます。
独立するまでに何回か転職しましたが、現場での学びが一番成長になったと感じてます。
こんな大人になりたいな、と思える方にもたくさん出会えました。
また、職場の飲み会が煩わしい…という人もいますが、私は仕事仲間とご飯するのはけっこう好きだったので、そういうのがあるのもいいなと思います。
当たり前ですが、嫌がっている人を無理やり誘わない、強制しないことが大事…。
有給休暇がある
病気や怪我をしても自分の代わりに働いてくれる人がいることは、フリーランスからするとイイなーと感じることの一つです。
休んだり、バカンスに行ってもお給料が支払われる有給休暇、イイ!!!
忙しすぎて有給を消化できない、という声もあるかもしれませんが、でも権利として保証されていることはすごいことだと思います。
会社勤めの時は、休みの申請をするのも億劫な時もあったのでそんなにありがたく思ってませんでしたが、フリーランスになると体調管理も自己責任になってくるので、有給休暇があるの羨ましいです。
後輩も、上司との関係で色々あるようでしたが、「有給を取りやすいところはすごくいい!」と言ってました。申請しても特に何も言われない上にまとまった休みが取れるようです。
健康診断がある
フリーランスになると怠けてしまうことの一つに健康診断があります…!会社勤めだと、みんなある時期一斉に健康診断があるので、年に一回はチェックができます。
心も体も、健康であることは何より大切です。
会社の名前に守られることがある
仕事で何か大きな失敗をしたとして、会社内でゲキ詰めされることはあっても(それも嫌ですが)、個人の信用に大きな傷がついたりお金を請求されることはないはずです。
フリーランスの場合は、個人の名前で仕事をするので失敗を会社やメンバーの人たちがフォローしてくれることはありません。
(最近では、仕事のトラブルに備えてフリーランス協会が賠償責任保険を提供してくれてるのでおすすめです)
社会保険料の半分を会社が負担してくれる
フリーランスになると、確定申告という非常にめんどくさい業務が発生するのですが、こういった税金面での諸業務を全て会社は代行してくれます。
しかも、社会保険料の半分を負担してくれるし、社会保険料と住民税は給料から天引きされるので支払い漏れがありません。
(※会社によっては住民税の納税を自分でしないといけない場合もあります)
これはとっても楽チンです。そして定期券代が出るのもイイ。会社によっては書籍も購入してくれるし文具やPCも支給してくれます。
まとめ
こんなところでしょうか…。
フリーランスになるときは、開業届を出したり社会保険の切り替えのために役所に行ったりと、なんだかんだバタバタします。
わからないことが多い割に、会社みたいに気軽に聞ける人はいません。
でも、時間の自由がきくことや仕事の裁量が大きいなどの魅力もあります。私は新しいことを知るのが好きなので、文句を言いながらも確定申告や税金のことについて新しい知識がつくのはすごく楽しいことでした。
今はフリーランスをしてますが、もしかしたら会社勤めに戻ることがあるかもしれないし、頑張って法人を設立するかもしれません。取引先の忘年会に出て、みんなすごく仲が良くて会社勤めいいなーって思ったこともあります。
会社員もフリーランスも、どちらも良いところがあるので、自分のライフステージに合わせて選べるくらいでありたいと思ってます。