私が請け負う仕事の中には、自社サイトに掲載する社員インタビューの執筆もあります。こういった社員インタビューはどんな目的で企画され、どんな質問項目があるのか、どこに掲載したらいいのかなどをまとめます。
社員インタビューの目的
社員インタビューを掲載することで、これから会社を受けようとしている人や、取引先に自社を知ってもらうことが主な目的です。
インタビューを掲載することで、働く社員の人柄や会社の雰囲気を伝え、入社前・入社後のギャップやミスマッチを少なくすることに役立つでしょう。魅力が伝われば、優秀な人材がさらに集まってくるかもしれません。
また、インタビューを通して「こんなことを考えていたんだ」と社員同士が意外な一面を知ることにもつながるかもしれません。私は少なくともどんな気持ちで仕事をしているのか聞くのは楽しいですし、勉強になります。
ある会社では、社員が入社した時や、数年に一度インタビューをして、インタビューをもとに個性のある名刺を作り(似顔絵入り)、形にして残しているそうです。たとえ転職したとしても「あの時、こんな気持ちで仕事してたな」と、振り返るきっかけにしてほしいからだそうです。そして名刺は、ご両親に最初に必ず渡すようにと伝えているそうです。
社員インタビューでよく聞く質問
インタビューをする際は、質問作成からすることも多いので、よく聞く質問のリストを書き出してみました。
- 簡単なプロフィール(大学の専攻、中途の場合これまでの経歴、趣味)
- なぜこの業界に入ったのか
- なぜこの会社を受けたのか
- 入社の決め手はなんだったのか
- 入社後どんな仕事をしているのか
- 仕事のやりがい、大変なところ
- プライベートとのバランス
- 入社してみて感じたこと
- 会社でのアクティビティ(部活や飲み会など)は?
- これから仕事で頑張りたいこと
プロのライターに依頼するのもいいですし、上記に文章で回答してもらって手直しするのもありだと思います。ただ、書き出した情報と、インタビュー形式で話してもらった時に出てくる情報って、ちょっと違うんですよね。だから、ベストは上記のリストをインタビュー前に見てもらって(可能であれば事前にコメントをもらい)、一時間ほどお話ししてもらうのが良いと思います。
インタビューと撮影時間
インタビューをする際は、設問を10個ほど用意した場合、1時間半ほど必要だと思います。インタビューと一緒に私が写真撮影もする場合、撮影には30分ほど時間を取ります。カメラマンに同席いただく場合、事前に撮影時間や撮影場所を相談しておくと良いと思います。
掲載する場所
社員インタビューの掲載場所は、自社サイトだけではなく、採用サイト、note、Wantedlyなどが多いです。最近は、手軽にすぐ作れるnoteが人気な気がします。「いいね」やビューが少なかったとしても、読んでくれる人は絶対にいます。公開後すぐに反応がなくても、「あの記事読みましたよ」とか「あの言葉すごく印象に残っています」と言われることもあるので、根気強く自社について発信していくことが大事だと思います。
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ここからはちょっと営業。
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