私はWebでの仕事が主戦場なので、普段はほとんど紙媒体に記事を書くことがありません。でも、たまに雑誌に記事を書く仕事が来ます。
すでに文字数が決まっていて、「1000文字以内で書いてください」と言われることもあれば、10ページ前後で台割も、記事も、写真も全部用意する場合もあります。文字数だけ指定されるとめっちゃ楽です。でも、台割から作るとなると、なんだかまだよくわからない部分があって苦戦しています。
特によくわからないのが以下の2点です。
- 写真をどう配置するのが良いのか
- その上で、文字数と写真のバランス
デザイナーさんが台割と原稿をもとにデザインするにあたって、どうやって情報を出すのが一番無理がなくて、丁寧な仕事なのか掴み切れません。できれば実際にデザイナーさんに話を聞いてみたいのですが…。
話を聞けない以上、過去の雑誌のバックナンバーを眺めて、近しい原稿からできるだけ細かく綺麗な台割(でも、あくまでラフなので作り込みすぎない)を提出するしかないのかなぁと思っています。
その雑誌の過去のバックナンバーを見てみると、特集ごとに台割に違いがあって、かなり余白をとっているページもあれば、ギチッと詰め込んだページもあります。雑誌を「台割」の視点から見たことがなかったので、これはこれで結構面白いです。
他の雑誌も手に取ってみてみました。
デザイン、コーヒー、ビジネス誌…雑誌によって縦書きのものもあれば横書きのものもあります。デザインの雑誌は流石と思うくらい凝ってて、コーヒー雑誌はコーヒーを主役に美味しそうに写真を配置してます。
- フォントの大きさ、色
- 背景色
- 写真とのバランス
- 余白
- イラストを使うか否か
もちろん全部計算しているのでしょう。私からすると果てしない作業です。
いまは、とにかく記事を仕上げて納品することを第一に考えて、少しずつ少しずつ、既存の雑誌のレイアウトから学んでいこうと思います。可能であれば、自分で何か印刷物や冊子、雑誌を作りたいですね!