仕事のお供に浅煎りコーヒーを


日本で仕事をする際、カフェやコワーキングスペースをほとんど利用しなくなりました。一杯外でコーヒーを買うのならば、自分でおいしいコーヒー豆を買って家で淹れたいと思うようになったからです…!まさか自分がこんな風になるとは考えても見ませんでした。

産地や精製方法、焙煎によって味が変わって、コーヒーって奥深いなぁととても興味深く思っています。

浅煎りコーヒーを買い始めたのは昨年の秋ごろ。横浜中華街にあるTSUKIKOYA COFFEE ROASTER(ツキコヤコーヒーロースター)でコーヒー豆を買ったのがきっかけです。

中華街と元町ショッピングストリートの境目にある
コーヒーのいい香りがお店に充満しています

お店にはこんなふうにたくさんのコーヒーが並び、試飲して好きなコーヒーを選べます。

豆の販売だけではなく、その場でハンドドリップコーヒー、エスプレッソ、ラテを注文することもできます。

お店に初めて行った時は、ハンドドリップがなんなのかも分かっていなかったのですが、店頭に立つバリスタの方々が親切に教えてくれたおかげで、ちょっとだけコーヒーというものがわかってきました。

コーヒーのテロワールを愉しむ

このお店に通い始めて、初めて「テロワール」という言葉を知りました。

テロワールとは、フランス語で「風土の」「土地の個性の」という意味。ワイン、コーヒ、お茶などの品種における、生産地の地理、気候による特徴を示す言葉です。

どうやら浅煎りコーヒーのうち、特にwasedという精製方法で作られたものは、その土地のテロワールをよく感じることができるそうです。ちなみに私はエチオピアのシダモG1(washedで精製されている)が好きでよく飲んでいます。

コーヒー豆の精製方法は、本当にさまざま。果物に漬けることでレモネードストロベリーピーチのようなテイストにしているものもあれば、発酵させているものもあります。

朝、レモネードやウィスキー風味の味の強めなコーヒーを飲むと、仕事にスッと集中できます。

仕事の合間には自分でコーヒー豆を挽いてドリップすることで良い気分転換になります。テイストの違う豆を選ぶと、気持ちの切り替えにも役立ちます。いい豆は、とにかく香りが素晴らしいんですよね…!

お店の常連さん達も、個性的で不思議で素敵な人たちばかり。店頭のバリスタの方だけではなく、常連さんにもコーヒーについて教えてもらっています。

お店の常連さんのおすすめしてもらったタイムモアのコーヒーミル
家庭用だと最上位らしい。確かに使いやすいし旅行の持ち運びにも便利。

浅煎りコーヒーって淹れるのが難しいらしく、店頭で飲んでみたものの酸味が強過ぎて嫌になってしまう人もいるらしいです。でもTSUKIKOYA COFFEE ROASTER(ツキコヤコーヒーロースター)の浅煎りコーヒーなら飲める!って人は少なくないそう。お店に通う常連の人たちも「ここで豆買ってれば間違いないよ」と言います。

私はお酒が全然飲めないので、仕事をしながら嗜好品を嗜めるのはとても嬉しいです。しかも、お店でオーナーさんやバリスタの方々のコーヒーの知識を聞くのがすごく面白い。コーヒーって、「コーヒー沼」なんて言葉もあるみたいで、好きな人は本当に好きなんですよね。

今まで「コーヒーはカフェで仕事や勉強をしながら飲むもの」だったのですが、最近はこういうコーヒースタンドでおしゃべりしながら飲む楽しみを覚えました。

仕事のスイッチにも休憩にもなるので、最近はまさに「仕事のお供」。とっても美味しくて、しかも価格も良心的。気になる方はオンラインストアやお店をぜひ見てくださいね。


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ABOUTこの記事をかいた人

横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。