フリーランスになってからの失敗特集


開業届を出したのが2015年6月だったので、フリーランスになってもうすぐ4年目を迎えます。
けっこう楽しくやってきたのですが、失敗したなーと思うこともありました。

知人からの紹介案件

FacebookやTwitterなどSNSで仕事について発信することはすごく大事だと思います。
「いいね!」とかコメントつかなくても見ていてくださる方はいて、そういう方から連絡が来ることも少なくありません。

でもたまに、知人経由でめちゃくちゃ痛い目を見ることもありました。
まず、「友達価格でタダでやってほしい」と言われたこと。これは流石に断りましたが、「友達価格」って言われたときはよっぽどの事情がない限りは断った方が良いと思います。「うどん一杯で」と言われたこともあります。

また、これまで一度も社会で働いたことがない方も要注意かもしれません。一度、知人女性から「やってほしい」と頼まれたことを受けて、永遠に話がまとまらず、時間だけがすぎ、結局「これまでの作業分は費用をいただきませんので、他の方にご依頼ください」と途中で断ることになりました。

なんかヤバそうだなとか、気乗りしない案件は断った方が良いと思います。逆に、無償でも手伝わせてほしい!というプロジェクトもありました。そういうのは、楽しい…。

届出関連

これ、最初本当わかんなかったんですよ…
私の場合、「フリーランスになろう!」と思ったわけではなく、「法人と個人事業、どっちがいいのかなー」から始まったので、法人になる場合と個人事業で独立する場合の比較から始まりました。
その時に買ったのが、『らくらく個人事業開業のすべてがわかる本』。この本は折に触れて何回も読み返しました。

フリーランスになったらまず何をしなくてはいけないか、そもそも検索ワードがわからないから、最初は一冊でもいいので書籍を購入することをお勧めします。会計ソフトの知識ページとかも見てみたのですが、本みたいにパラパラめくれないし、膨大な記事があって重複もしているので、本の方が最初はわかりやすいと思います。

でも、本を読んでもネットで検索してもわからなかったのが、「自分が出すべき届出」でした。本当色々あるんですよね。出さなくてもいい届出も出したりしてました。

私が独立してから一年後くらいに、開業freeeっていう無料の届出作成サービスができたのですが、これ独立当初にあったら本当に楽だったのになぁと思います。

開業届の書き方も、色々迷うんで何回か税務署に足を運んで質問もしたんです。届出は昔からあるものだから言葉も古いし、税務署の職員さんもはっきり答えられない項目とかありました。開業freeeはその辺りもいい塩梅で調整してくれてて、入力していくだけで正確に、自分に必要な書類だけ出力されます。めっちゃお勧め!

体調管理

これは日本にいるときはあんまり感じなかったのですが、オランダに来てから身にしみて感じるようになりました。
インフルエンザだったらまだ一週間くらいで治りますが、一ヶ月とかそれ以上の期間ダウンしてしまった場合、取引先にも迷惑がかかるしその間の収入も途絶えます。
日々、心身の体調管理をしっかりすることと、いざという時を想定して保険や協会に入会しておくことも大切だと思いました。

日本で活動しているフリーランスの方にはフリーランス協会がお勧めです。年会費1万円を払うだけで賠償責任補償が付帯してきます。さらに様々な福利厚生やフリーランスが使うサービスの割引も。この年会費、経費にできる点も大きいです。

まとめ

他によく聞くのは、「独立前にクレジットカード作っておけばよかった」とか「営業がうまくいかない」などです。この辺りは私は大丈夫だったのですが、まだ4年目なのでこれからどうなるかわかりません。楽しいこともある反面、失敗したなーと思うことも出てくると思うので、ちょいちょい記録していきたいと思います。


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ABOUTこの記事をかいた人

横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。