4月の初めに中高の同級生とアムステルダムでプチ同窓会をしました。
わたしは鎌倉にある中高一貫の女子校「鎌倉女学院」、通称「鎌女」出身です。
うちの学年はたしか160人くらいいて、みんな女の子。そしてそのうち3人がアムステルダムにいるという偶然。会いたいね、と話しつつなかなか会えなかったのですが、先日ついに集いました。
一人は私と同じくフリーランスとしてオランダに来て、現在は日系企業に勤めています。
もう一人は、旦那さんが偶然オランダに駐在することになり、一緒に来たそう。
色んな話をしたのですが、そのなかで印象的だったのは「鎌女って、ちょっとフェミニスト教育だったよね?!」という話題。
わたし、学生時代の先生たちの授業のこと全然覚えていなくて、二人に言われてびっくりしました。
「日本の離婚率が低いのは、家庭円満だからではなく、女性に離婚して自立する力がないからです」って誰か先生が言ってたそう。ええ!そんな話してたっけ?
「そう言えば、あの時代には珍しく、先生も女性が多かったよね…」という話にもなりました。
個人的に覚えているのは、家庭科の先生の口ぐせや、美術のトミーが生徒を出席番号でしか頑なに呼ばなかったことくらいです。デッサンしながらパン食べると注意されたこととか…。
自立したい、世界を見たいという欲求
話していてふと思ったのですが、わたし、めちゃくちゃ自立したい欲求が強いんです。
自分の力で生きていきたいし、奢られるのもあんまり好きじゃありません。専業主婦は、選択肢のなかに入ったことがありませんでした。
自立したいどころか、できれば会社や国にとらわれずに、どこでも働けたらいいな…という気持ちもあります。
また、一人の友人は、「未知のことをとにかく知りたい」と言ってました。これも私は共通していて、知らないことを知ることって自分が生きてて感じる喜びの一つです。
こういった欲求の根源て、中高の教育にあったのかなーなんて思いました。
最後の写真は、二人に教えてもらったミントティー。
ミントがそのまま入っててびっくりしましたが、オランダだと普通らしい。