雑記:サッカーに元気をもらった話

最近、色々あってサッカーについて調べたり、動画を観るようになりました。

それまで全く興味がなくて
「サッカーってナインだっけ、イレブンだっけ?」
「日本代表って、ワールドカップに出る人だよね?」など
常識を疑われるレベルの知識量しかないという自負がありました。

そんな私がサッカーに興味を持ったきっかけは、SOCCER KINGに掲載されたPUMAの企画。『【インタビュー】鈴木優磨 誰にも負けたくない男~反骨精神の源流~』から入り、そのままこの広告企画を読み進めたんです。他にも長谷部誠選手久保裕也選手の記事があって、読んでいると止まらなくなります。サッカーに全く興味がない私であっても、そのメンタリティや競技に対する真摯な姿勢、愛情に胸を打たれました。こんなにも人を惹きつけて夢中にさせるものがあったんなんて。

海外で働く日本人たち

オランダに来てからいろんな日本人に出会いました。個人事業主(フリーランス)、経営者、駐在員とその家族、学生さんたち。

他にも、音楽家やアーティスト、バレリーナ。雑誌の仕事で、タトゥーアーティストの女の子にインタビューする機会もありました。

みんなに共通してるのは、身一つで、人生を賭けて、異国の地で勝負してることです。自分の人生に自分で責任を持って、仕事や活動を通して自己表現をしてます。そして移住5年目にして、「そうだ、アスリートも海外来てるんだよな」と強く認識しました。

特にヨーロッパはサッカーが盛んだから、こちらで活動するサッカー選手がたくさんいます。インタビューで「海外に来てより一層ハングリーになった」「ギラギラしてたい」って書いてある記事があって、なんだか、ほんとにハッとさせられるような衝撃を受けました。

私はオランダに来てから、辛いこととか、思うようにいかないことも多くて「味方がいないな」とか「孤独だな」とか腐っちゃうことが多かったんです。いつか社会に役立つ会社を作って、社会貢献するんだって決めていたのに、いつの間にか情熱の火がなくなってしまいました。

サッカー選手と自分とは生きている世界が全然違うし、ステージが全く異なるトップレベルの人たちの言葉だけど、彼らの言葉やプレーにとても励まされました。

自分よりもずっと厳しい競争の世界で生きている人が、「もっとやれる」「ハングリーでいたい」って言ってるのを聞くだけで、なんだか本当に、励まされたんです。なんでですかね。理由はわからないんですけど、誰かの言葉にこんなに励まされたのは、初めてかもしれません。同じ海外在住だから、親近感が勝手に湧いたのかな。

8月は、ヨーロッパの美しく気持ち良い気候にもずいぶん癒されました。何にも流されず、依存せず、確固たる自分を持って、ユニークな事業アイデアを見つけること。そして自分の会社を持つこと!日本だけにとどまらず、いろんな国を行き来しながら、常に新しいことを学ぶこと。そんなふうに気持ちを新たにした1ヶ月でした。

9月からはまた日本で過ごす時間が増えるのですが、ヨーロッパ滞在時は欧州サッカーを観に行きたいなと思ってます。最初に観る試合は、考えが変わるきっかけをくれた鈴木選手の試合!と決めてます。いまちょうど移籍期間中で、大きな節目にいるようですが、良い道が拓けることを願っています。

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横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。