先日、10何年ぶりかにタトゥーをいれました。オランダでは周りにタトゥーをいれてる友達・知り合いが多く、私も久しぶりにいれたくなったからです。向こうでも彫り師を探してたのですが、なかなか決め手に欠け、誰にしようか探しているうちに日本に帰ることになりました。
日本に戻ってから、横浜中華街・元町・日本大通りエリアが私のお気に入りの場所。ちょうど知人に「中華街にいい彫り師がいる」と聞いたので、自分にとってゆかりのある地でいれようと、DEMPATOO 豊梵天さんにお願いしました。
私は左の肩甲骨のところにもタトゥーがはいっています。モチーフは八咫烏とツバキ。トリと花が好きなんですよねー。
当時は、自由に身軽に飛ぶ鳥のように、色んな場所にいきたくてトリをいれました。日本ぽいトリにしたかったので、八咫烏を選びました。椿の花は昔から好きで「謙虚さ」が花言葉。謙虚に生きようと、実は心がけています…!
今回も、またトリと花をモチーフにしようと思ってたのですが、豊梵天さんの首から頭にかけてはいってるタトゥーをみて、私も同じ感じでいれたくなり変更。首のところにワンポイントでバラをいれました。私ももういい歳だし、ビシッと生きていきたいぜと凛としたイメージのある花にしました。
豊梵天さんのこれまでの作品には、さまざまなタッチがあったのですが、水墨画のように淡くやわらかい描き方が日本らしくて好きだったので、そのような雰囲気で彫ってほしいと伝えました。
豊梵天さんがインタビューでこんなことを言っていたので引用したいと思います。
「刺青はその人の自信にもなり鎧にもなる。運命や人生を変える力がある」
Dempatoo Tattoo Studio YUTAKA BONTEN 豊梵天
これからの自分の運命や人生は、どうなっていくのでしょう。願わくば花のように凛と美しくありたいものです。