インボイス制度と幼なじみと


「30代も半ばを過ぎると、開業する人が増えてくるねぇ」

そんな話を先日、幼なじみとしました。幼なじみも今年から個人事業主として独立。ネイルサロンを経営しています。

私の周りにも開業する人がちらほら。そうなると、税金やお金全般の話がよく出てきます。

結論から言うと、幼馴染は個人客がメインで、請求書出さないのでインボイス制度は関係ないです(ないです、って言い切っちゃうのもちょっと違うかもしれないけど)。

個人事業主になりたての頃にびっくりしたんですけど、売上1000万円未満であれば消費税は免税、かみ砕いて言うと”もらえます”。例えば年間の売り上げ900万円だったら90万円分は納税しなくてもらっていいのです。これを納税するのがインボイス制度だと理解してます。

私みたいな形態の個人事業主は「課税業者」として登録し、消費税を納税する必要があります。免税業者のままでもいいのですが、取引先に消費税の納税義務が生まれます。バックオフィス業務が増えるのは嫌だけど、今までもらってた消費税を納税する社会になったのね…と思ってます。別の形で小規模事業者を保護する制度が欲しいけど、今の日本には難しいだろうな…。

帰りしなに、「こういう勉強ってホント学校ではしないよね」って話をしました。確定申告や納税制度、投資について、もっと実用的な授業があってもいい気がするんだけどな。でも、きっと、大人になって自分で学ぶ素地をつけるのが学校なのかもしれませんね。


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横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。