昨年の夏はオランダで過ごしたので、夏を丸々日本で過ごすのは7年ぶりくらいです。
オランダの夏は全然暑くなくて「8月頭のサマーセミナーが終わったら夏も終わりね」なんてみんな話しています。8月でも朝晩は冷えるのでヒートテックを着て過ごすこともあるほどです。
今年の夏は少年剣道の錬成会や稽古にもよく顔を出したので、屋外を歩く機会も多く、空調が効いていない小学校の体育館に半日いたこともありました。ただ立っているだけで汗をかくし、錬成会には熱中症で救急車がきたこともあり「日本の夏やばいな」とびっくりしてます。
テレ朝のニュース『今年の夏「過去126年で最も暑い」 気象庁が分析』では、このように報告されていました。
気象庁は今年の夏について過去126年で最も暑かったとの統計をまとめました。
今年6月から8月までの3カ月間の全国の平均気温は、平年よりも1.76℃高くなりました。
これまで最も暑かった2010年を大きく上回り、過去126年の中で最も暑い夏となったということです。偏西風の蛇行の影響で、太平洋高気圧の列島付近への張り出しが長引いたことや、周辺の海水温が記録的に高かったことなどが原因と分析しています。
テレ朝『今年の夏「過去126年で最も暑い」 気象庁が分析』
私が子どもの頃はこんなに暑くなかったので、稽古時間もそれなりに長かったし、「こまめに休憩を取ろう」という呼びかけもありませんでした。
年々気候が変化しているので、それに合わせて夏場の剣道も変わっていくのかななんて感じた夏でした。
驚いたのは、こまめな休憩と水分補給を呼びかけ、ある程度空調が効いてても熱中症になってしまった現場を見たことです。
人によってその日の体調も違うだろうし、自分自身の体調や子どもの体調に敏感になって、お互いに声かけ合わないと熱中症になってしまうんだなって…。特に剣道は面をかぶってて顔色を判断しにくいから、大変ですよね。
サッカーの指導者をしている小学校の同級生曰く、サッカーはグラウンドや体育館内に設置された機器の数値を見て、活動するか・しないかの判断をするそうです。気温・湿度・風の強さなどから総合的に数字が出ると言っていました。
そうやって計測機器や、例えばスマートウォッチなどで自分の体調の変化を数値で管理していないと、気づいたら熱中症になって倒れていた…なんて事態があるのかもしれませんね。
夏のバケーションの時期を利用して日本に稽古にくる海外剣士も多く、中には暑さに耐性がない人もいるので、熱中症に気をつけてねと呼びかけたいと思います。
錬成会の会場では、子供も大人も、これつけてる人をよく見かけました。おすすめでしょうか?
この扇風機がついてるタイプもよく見かけます…
女子高生がよく持ってるイメージ↓
おすすめの熱中症対策グッズがあったら教えてくださいね^^