オランダに来てからビビったこと・衝撃を受けたことベスト5


2017年5月にオランダに来るまで、海外旅行はしても居住経験はなく、しかも横浜と東京にしか住んだことがない私が「衝撃を受けたことベスト5」をご紹介します。
オランダというと、自転車、マリファナ、レッドライト(売春宿)などがインパクトがあってカルチャーショックとしてあがりやすいですね。今回は、いち生活者として受けたカルチャーショックです。

第5位:自転車の後部座席に乗せた5,000円相当の餃子を紛失した

オランダにいると、日本で食べていたごはんが恋しくなることが多々あります。
そんな時は、日本食のお店SHILLA(シーラ)や中国食材店のDUN YONGに行きます。
一時期、オランダ人の友達と冷凍餃子を焼いて食す会が流行っており、私が買出しを申し出たことがありました。事前に餃子を40ユーロ分(約5,000円分)買い出しして、自転車の後部座席に乗せて走っていたんです。
オランダ人は買い物バッグを後部座席に下げたり、荷台に乗せてるので、私もやってみよう!とトライした結果、走っている途中に落としてしまったらしく、結果として全ての餃子を失いました

友達みんな「餃子だー!」ってすごく楽しみにしており、自転車を漕ぎながらみんなの笑顔やパーティーの様子を想像していました。なので、後部座席を見たときのガッカリ感は半端なかったです。

ここに乗せてた。目的地について後ろを見たら何もなかった

第4位:空から鳥の糞が降ってきた

この鳥こわい

アムステルダムの中心地や観光地ではあまり見かけないのですが、ちょっと郊外に出ると、アムステルダムやアムステルフェーンにはたくさんの鳥がいます。
なので私は勝手に「鳥の楽園」と名付けているのですが、ある晴れた冬の日、巨大な鳥の糞が2つ(しかも、2つですよ?)空から降ってきました。

その時は、買ったばかりのコートを着ていました。自転車を漕いでいたのですが、ショックすぎて立ち止まり、数分間放心しました。たかが鳥の糞ですが、地味にショックでダメージがありました。

第3位:気温が氷点下になってもスケートと朝練してるオランダ人

オランダ人は健康志向なのか、普段からランニングをしている人が多いです。自転車に乗っている人もたくさんいます。
そんなオランダ人はスケートが大好きらしく、「マイスケート靴」まで持っているそう。ここ数年はそこまで寒くなかったらしいですが、今年の2月はとても寒く、町の運河も凍っていました。

気温は氷点下。とにかくめちゃくちゃ寒かったです。

朝晩は特に冷えて、風もたくさん吹くので体感温度はマイナス20度とも言われていました。マイナス20度って、フィンランドでオーロラ観測をしたときの気温です。
そんな中、街ではみんな嬉々としてスケートをしていました。運河、半分しか凍ってなかったので本当に滑って大丈夫なのか?とちょっと心配になりました。
はしゃぎすぎた子供が石を川に投げて穴をあけ、そこに自ら落ちて救急車が呼ばれたとも聞きました。
また、剣道の朝練が毎週火曜日の朝に行われていたのですが、7時スタートなので5時半に家を出なければなりません。めちゃくちゃ寒かったです。しかもそんな日に限ってトラム運休。お知らせもちろんなし。15分待って、耐えきれずウーバー呼びました。
勝手なイメージで「外国人は遅刻たくさんするし会社もゆるく休んだりする」と思っていたのですが、そんなに寒くても、みんな朝練に来ていました。

第2位:防具を外に置きっ放しにしたらテロに間違われた

防具なんて誰も盗まないでしょ、という考えでコンビニの前に剣道の防具を置きっ放しにしていたら、警察官が4人くらい来て、「爆発物かと思ったじゃないか!」とめちゃくちゃ怒られました。
日本だと、お店の中に入れるとむしろ迷惑なので、みんなコンビニや居酒屋の前に防具を置きっ放しにしていますが、ヨーロッパはテロへの警戒からそういうことされるとすごく迷惑みたいです。警察の時間を無駄にしたし、駅にいる人たちに恐怖心まで与えた!と婦警さんにめっちゃ怒られました。
なんかしかもその時「これはものすごくstupidな行為だ!very very expensive fee(めっちゃ高い罰金)を払え」と言われ、震えあがりました。婦警さん怖かった。

海外在住経験長い方々には、「そういうことしちゃダメだよー」とご注意いただきました。

第1位:外で素振りしていたらニンジャに間違われた

もっともカルチャーショックを受けたのは、ダイエットのために家の前で素振りをしていたら「忍者ですか?」と聞かれたことです。

私、子供が好きなので、近所で遊んでる子供たちにもけっこう愛想よくしていたのですが、彼らは私になんて興味ないので、まあ、ほぼ無視なんですよね。
でも、ある日ランニングから帰り、外で素振りをしてたら、少年少女たちがチラチラこちらを見て、近づいてきて「あの・・・もしかしてニンジャですか?」と聞いてきたんです。「いやいや、忍者じゃないよ、剣道だよ」と、写真を実際に見せた方が早いかなと、スマホに入っているこの写真を見せました。

「あー!サムライかぁ」とか言われるかなと予想していたのですが、思いがけず、「うわー!やっぱりニンジャだ!!!!」と言われました。
走って素振りして疲れてたし、これもう説明してもダメだと思ったので「うん、ニンジャだよ」と言いました。

それから、今までシカトされてたのに、お辞儀してくれるようになり、しかもハローマダムって言われました。
ニンジャはまだ存在していて、尊敬の対象らしいです。

他にも色々ある

すごく個人的でどうでもいいカルチャーショックをご紹介しました。
他にも、駅のすぐそばにヨーロッパで一番高いブランコがあったり、日本には商標の関係で参入できないアパレルブランド、売春宿の博物館の話などもありますが、それはまた今度書きたいと思います。


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ABOUTこの記事をかいた人

横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。