2019年2月末〜3月末にかけてアムステルダム・アムステルフェーン近辺で物件探しをしたのでその記録🏠
オランダで家を探す方法
まずは、オランダで家を探す方法のまとめ。私が実際に使ったサービスなどをご紹介します。
アムステルダム掲示板
オランダに来たのが2017年5月。オランダに来る前にアムステルダム掲示板でやりとりをして物件を決め、そのまま住みました。
オランダ移住者の中には、まず短期滞在をしてそれから現地でビザを取りつつ物件も探す、という方もいるようです。
アムステルダム掲示板は日本人の利用者がほとんどで、たまにオランダ人オーナーさんの代理でどなたかが投稿していることもあります。
物件はだいたい500-1000ユーロの価格帯です。シェアがほとんど。
Kamernet
オランダの物件情報サイト。Kamerは英語でroom、部屋という意味のようです。年間10万件以上の部屋情報が掲載されています。対象年齢は18-30歳ぐらいなので、私のような移住者や学生、working student(働いている学生)、社会人が対象になっています。シェア物件がほとんど。
有料会員登録すると、オーナーと直接メッセージのやりとりができるようになるので、チャット経由で連絡を取り合って物件の下見に行きます。
短期滞在向け、長期滞在向けなど色々な物件があります。こちらの記事によると悪質なオーナーもいるみたいですが、私はそんなに変な人にはあたりませんでした。ただ、返事がこないこともあります。このサイト経由で10数件問い合わせをしましたが返事が来たのはその半分くらいでした。サイト上にはオーナーさんの「返答率」も記載されているので、返答率が低い場合は「この人からは返事こないかもな」と事前に心算ができます。
今回の物件は、このKamernet経由で決定しました。
その他のWebサービス
オランダの物件情報サイトには、他にもFundaやWoonnet、parariusなどもあります。また、Facebookグループで物件のやりとりがされていることも。
日本と同じで引っ越しシーズンあるのかな。見る時期によって物件の価格がだいぶ違う印象です。
その他:人づて
番外編的な感じですが、人づてで物件を紹介してもらえることもあります。2018年5月〜2019年3月末まで住んでいたお家は友達に紹介してもらった物件でした。
大家さん経由で新しい物件を紹介していただいたこともあります。現地で人間関係ができてくると助けていただけることがあります…感謝…。
いずれのケースも、フリーランスの移住者にとっては住民登録の可否が非常に重要なので、大家さんと連絡を取るときは必ず確認しました。
物件関連のトラブル
海外生活で気になることの一つに、物件関連のトラブルがあげられます。
私の周りでもオランダ人の大家さんとのトラブルの話はたまに聞きます。いきなり家を出ていってと言われ留守中に家具を部屋の外に出されたとか、業者に騙されてお金を振り込んだらいなくなったとか…。
今回引っ越しした新しいお家にはオランダ人のオーナーさんがいます。その人とは一緒に住んでいないのですが、ちょっと難ありの方みたいです。
物件のやりとりも、大家さんの娘さんが仲介していました。
シェアメイトの女の子には「私たちも彼女との付き合い長くて、トラブルもあったから、何かあったら言ってね」と言われてます…!
女の子が大好きな大家さんに会った話
このように、慣れない異国の地ではトラブルがつきもの。私はまだ大きなトラブルはないのですが、ちょっと変な大家さんには出会いました。
Kamernet経由で下見した1回目の家は、部屋の写真と一緒に可愛い女の子が2人写ってて、それにつられて連絡を取りました。
しかし、家に行ってみたら出てきたのはおじいちゃん。家の説明などを一通り聞いて、おじいちゃんがオーナーであること、他にもう1人女の子が住んでいること、ハウスルールなどを聞きました。
大家さんのラップトップには、過去にその部屋に住んでた女の子たちの写真フォルダが名前別に綺麗に分類されており「この子は○○、この子は○○…」と過去に住んでた女の子の紹介をされました。
1人、バスタブに浸かってる女の子の写真が出てきて「えっ!このじいちゃん、風呂入ってくるの?!」とビビりました。パーティーが大好きらしくて「友達呼んでもいいよ!パーティーしよう!」と言ってました。「マリコはお酒飲めるの?」とも聞かれ「全然飲まないです」と答えたらテンション下がってた。なぜ…!
一緒に住んで大丈夫だろうか、と一抹の不安はありましたが、オランダ人の友達に聞いたところ、「あぁ〜…なんか変態っぽいけど…グレーじゃない?」と言われました。私的にも、「変人だけどギリセーフ」の部類でした。
でも、結局この家には住めませんでした。他にもたくさんの候補者がいて、他の人にしました、と後日連絡が。きっとおじいちゃんが求める可愛さの基準に私は達していなかったんだと思います。
初・オランダ人とのシェア生活
けっきょく、3月末にAmstelveenで物件が決まりました。もともと住んでいたところからも近く、剣道の道場にも近い場所です。
アムステルダムにはちょっと遠くなりますが、お家賃も485ユーロとお手頃。オランダはやはり物件が高く、シェア物件でも700-800ユーロはザラです。
今回は粘って粘って、安くてアクセス的にもOKなところを探しました。
シェアメイトの人たちもいい人で、すごく親切。みんなで映画観に行ったりもしています。あと家に可愛い猫がいる…。今まで日本人としか住んだことがなく、甘えて英語喋らなくなってしまってたので、英語とオランダ語を勉強する機会も増えそうです。
シェアメイトの1人の女の子は日本語の勉強もしていて、お互い言葉を勉強しよう、という話にもなりました。
引っ越しと買い物
オランダの物件には、家具付きと家具なしがあります。
引っ越し先の家には、机や本棚がなかったのでIKEAで買い物しました。日本みたいに都心から離れたところじゃなく、気軽に行ける印象です。
IKEAでの買い物も引っ越しも、前の家の方々に手伝っていただきました。私、荷物少ない方だと思ってたんですけど、それでも引っ越しには車で三往復くらいかかりました…。引っ越しするたびに荷物って増えていくんだなぁと実感。身軽でいたいので、あんまり物を持ちすぎない生活を心がけたいです。
IKEAで買いきれなかった物(デスクランプなど)はネットで買いました。例えば、Bureaulamp(デスクランプ)って検索すると検索結果にGoogle shoppingで色んな商品が出てきます。でも、結局IKEAの通販が一番安くて無難な物が揃ってたのでIKEAで購入。IKEAすごい。
他には、中古品はFacebookグループやばいばいねっと、Marktplaatsでも売られています。
まとめ
オランダ生活にもだいぶ慣れてきたので、そのうちアムステルダムで一人暮らししたいなと思っています。
前は、高熱を出して廊下で気絶したり、真冬に鍵を持つの忘れてランニングに出て家に入れなくなったりと、シェアじゃなかったらヤバかったことが結構あったのですが、最近マシになってきました。「マリコはドジ」というレッテルを貼られているので、覆したい…!もともとドジだけど国が違うとドジに拍車がかかってるので‥!
一人暮らしをしたら友達呼んで飲み会したり、一緒に仕事できたりするので、次に引っ越しするときはオフィス兼住宅みたいな感じで家借りようと思います。