オランダで怪我している動物を見つけたら


毎週、水曜と金曜の朝は7:00-8:00まで剣道の朝練をしてます。オランダに来てまでよく剣道やってる…自分を褒めたい…
朝練の場所まで自転車で8kmくらいあるので、朝からチャリを45分近くこがないといけません。道が平坦だから楽なのですが。

先日、朝練への道すがら、鳥が猫に襲われている場面を目撃しました。
オランダは本当に平和で家猫たちがよく外に出て散歩をしているのですが、飛び立つ瞬間の鳥をキャッチしたり、襲ったり、ネズミをいきなり家に連れてきたりとマイナスな出来事も起こります。

羊とかヤギもいて平和

「やめて!やめて!シーッ!!!」と言ったら猫は逃げていったのですが、ハトの怪我がけっこう酷くて、飛べなくてバタバタしていました。

犬の散歩をしてたオランダ人のおばちゃんに「ハトが猫に襲われてて…猫は追い払ったんですが、怪我してて飛べないみたい。どうしたらいいですか?」と相談したところ、アニマルレスキューについて調べてくれて、電話番号をメモしてくれました。

「アニマルレスキューは9:00からだから、9:00になったら電話してね。ハトを連れて行ける?」と聞かれ、おばちゃんは防具袋に怪我したハトを入れようとしました。しかし、ハトにとっても私にとっても、防具袋はお互いに不衛生なので、「防具袋じゃないほうがいいデス…」と答え、おばちゃんに袋をもらいました。袋に入れるだけだと可哀想なので、ハトをパーカーに包みました。
ちなみに、私はいつも朝練に行くときは出来るだけ長く寝るために、着替え時間短縮のため道着袴に着替えて朝練に向かってます。この時も道着袴だったのですが、オバちゃんには何も突っ込まれませんでした。

怪我している動物を見かけたらdierenambulance Amsterdamに電話を

おばちゃんが電話番号をわざわざ調べて書いてくれたのですが、番号間違ってて電話かからなくて、友達に聞いてdierenambulance Amsterdamに電話をしました。

最初は、「dierenambulance Amsterdamに電話すると30ユーロくらいかかるかもよー」と言われましたが、なんだかんだ無料で対応してくれました。
まだ子供のハトだったらしく、小さかった…。怪我治るといいなぁ。

日本で怪我した野生動物を見つけたら

日本の場合も、各都道府県の公立の保護施設が野生動物を保護してくれているようです。私は神奈川県出身なのですが、神奈川県の場合は野毛の動物園も保護施設の一つに入っています。

神奈川県内でけがや病気の野生動物を見つけたら、県内4カ所の公立の保護施設に持ち込んで下されば、保護・収容します。また、一部の民間動物病院でも一時治療を行います。
参照:神奈川県ホームページ『けがや病気の野生鳥獣を見つけたら・・・

ただ、ページを見るとハクビシンやカラス、ドバト(目が赤い怖いやつ)などは保護対象に入らないそう。特にドバトは、糞害もひどいので、普段から人間が安易に餌を与えないことが大事なのだなと思いました。オランダも同じく、ドバトに餌やらないで!というポスターがスーパーとかに貼られてます。

ハトを助けると必然的に朝練にはいけなくなるので「ごめん…怪我したハトを助けてて朝練行けないや…」とWhatsAppチャットに連絡をしました。我ながら「すごい嘘っぽい」と思いながらメールをしたのですが、信じてもらうために不謹慎だなと思いつつも送った写真↓

助けたハト、害獣指定されてるハトじゃないといいなぁ〜


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ABOUTこの記事をかいた人

横浜出身、オランダ在住のフリーライター&Webディレクター。ジャンルを問わないSEOライティングが得意です。ディレクションはLP・採用サイト・企業サイト・オウンドメディア、何でもやります。お仕事のご依頼は[marikoアット1design.jp]もしくはTwitterへ。[ID mariko_cabin442] 最近、剣道五段に受かりました。旅行と読書と寝ることと、漫画が好きです。細かいことを気にしない性格です。