剣道時代8月号に港南台剣道クラブさんを取材した記事が掲載されました。お話を伺った際、「うちは保護者の方々がWeb関連をやってくださっていて…」と山岸先生がおっしゃってたのですが、WebもSNSも活用がすごくお上手で驚きました。保護者の方の中にプロがいるのかな?と思ったくらい。
時代の変化に伴って、ホームページだけではなく最近はインスタグラムを活用する団体も増えています。今回は、インスタ運用7つのポイントをまとめてみました。剣道だけではなく、サッカーや野球など地域に根ざしたスポーツ団体も参考になるかも。
1:プロフィールでクラブの基本情報を伝える
まずは、クラブの基本情報を記載すること。
「〇〇市○○区で活動する剣道クラブです。礼節や人を思い遣る気持ち、強い心と体を育てます。○○日に○○小学校で19:00から稽古しています」
など、活動する地域と大切にしていること、主な練習日時と場所を記載して、ホームページがある場合は、リンクに必ず記載しましょう。
そのほか、投稿でも以下の基本情報を記載するとわかりやすいかと思います。
- 設立年月日
- 練習場所の所在地
- 練習する曜日
- ホームページへのリンク
- 年齢など、どんな人を対象にしているのか
- クラブの方針
- 戦績
中にはポスターをデータ化して掲載しているところもあります。Webとアナログデータはサイズも異なるのでできればWebに特化した方がいいですが、もともとあるものを利用して、手軽にすぐ載せてしまう方が良いかもしれません。
2:ストーリーズの「ハイライト」をメニュー代わりに
クラブの基本情報は、ストーリーズの「ハイライト」でまとめるのがおすすめ。「お知らせ」「剣友会について」「スケジュール」などホームページのメニューのようにも活用できます。
3:クラブの雰囲気を伝える
普段の稽古風景、試合の様子、先生の写真、イベントの写真、お知らせ(お休みや体験会)など。クラブに入会する際に、SNSに掲載される可能性があることを伝えて許可をあらかじめ取った方が良いかもしれません。
4:タグ作成
タグを活用することで、より多くの人に知ってもらえます。以下のようなタグを、投稿文もしくはコメント欄に載せましょう。
- 競技のタグ(#剣道、#kendo、#少年剣道、#剣道部など)
- 地域のタグ(#地名)
5:リールの活用
普通の写真投稿と違って、リールを使うとより多くの人に届きます。編集時に音楽を載せることができるので、流行りの曲・再生回数が多い音楽を使うと再生回数が増えます。
注意点は、縦で動画を撮ること。横で撮ると上下に余白ができてしまうし、動画も小さくなってしまいます。
6:運用する人が楽しむこと
運用を担当する人は、SNSに抵抗がなくて好きな人が良いかなと思います!港南台剣道クラブの方々はどうやらWeb班というのがあるらしいんですよね👀楽しそう。投稿からも楽しさが伝わってくる上に、日々レベルアップしててプロが運用しているのかと思ったくらいです。
やっぱり、SNS楽しいなって思える人が運用するのが一番!
7:フォロワー数よりエンゲージメント数
地域の習い事の場合は、バズる必要はなくてどれだけ地域に根ざした活動をして、子どもを増やすか、クラブの理念に共感してもらえるか、理解してもらえるか、ズレをなくすか、などが大切だと思います。なので、フォロワー数やいいね数は気にしなくていいと思います。いいねしてなくても投稿を見ていてずっと気にしてくれていた…という人もいるはずです。
地道に、自分たちが大切にしていることを発信し続けることが重要かと思います。