ペーパークラフトというハンドメイドをご存知でしょうか?
私が所属している剣道道場の保護者のお母さんが講師をしていて、その体験講座に参加してきました。
こういったハンドメイドで副業や開業する方が増えているようです。
今回、生徒として体験講座に参加しただけではなく、ロゴづくりやイベントのアレンジ、開業に関する疑問に答えたりと、イベント自体のお手伝いも少ししました。
Webの開業ともまた少し違う、ハンドメイドでの副業の実際や、その面白さ、講座を開く場合の金額感、PR方法についてもご紹介します。
>>イベント詳細
【ペーパークラフト体験】簡単可愛い♡カトラリーケース
ペーパークラフトってなに?
ペーパークラフトとは、紙の紐(紙バンド)で編んだアクセサリーやバッグ、小物のことです。
ペーパークラフトは書籍での独学が難しい上に都内での講座がほとんどなく、名古屋や地方で開催されるワークショップに参加したり、講師の方が東京に出てきた際に教えてもらうことが多いそうです。
実際に編んでみました
2時間でできる体験講座、ということで、飲食店でお箸やナイフ・フォークを収納している「カトラリーケース」を作りました。
材料について
材料の紙バンドは、植田産業という会社のものがおすすめだそうです。
紙バンドを専門にしている会社があったんだ…とびっくりです。スタンダードでベースとなるのは、茶色や白。
色がついているのは白に色を付けたものだそうです。
Step1:土台づくり
土台づくりのステップ。広がっている左右の紐を定規を使って直角にたてます。
直角に立てた紐に対して、内側、外側、内側…「なか、そと、なか、そと…」と皆つぶやきながら編み込んでいきます。
つぶやいても間違える。
STEP2:追いかけ編み
裏側と外側、両方から細い紙バンドを編み込んでいきます。
内側1本を全部編んでから追いかけて外側を編む人もいれば、一面だけ編んで追いかけて行く人も。
STEP3:カラーペーパーの編み込み
追いかけ編みが終わったら、差し色のパステルイエローを編み込みます。形になってきた!
STEP4:カラーペーパーをほそい紙バンドでとめていく
完成!
角が丸くなっているもの、綺麗に四角くなっているものがありますが、編み方の違いです。
わたしは四角く作りたかったのですが上手くいかなくて丸くなりました。
クラフトでの副業って実際どうなの?
イベントの金額感
今回のイベントは2時間で4,000円。材料費込です。
イベントするなら1回4,000円〜6,000円では…ということでこの金額にしてみたのですが、材料だけではなく、2時間で終わり切るように講師の百瀬さんが下準備もしてくださって、もう少し高めの設定でも良かったのかなとおもいました。
また、やり始めるとかなり楽しい気持ちが高まります。これは1回だけではなくて継続してやりたい!!と思うようになるのと、家でも作ってみたくなるので数回に分けた講座にしたほうがいいね、という話になりました。
人とどんどん繋がるのがおもしろい
クラフト、手作りの醍醐味は、「好きなことや特技を仕事にする」ということよりも、「人との繋がり」かもしれません。
今回イベントに参加した方からは「自分の周りにもクラフトをやっている人や、手芸教室をしている人がいるよ!」「小物はデザインフェスタでも売れますよー」といった声が寄せられました。
手芸をやっている人に裏地づくりをお願いしよう、みんなでイベント出店しよう!など盛り上がり、早速次のイベント日程も決まり、かなり盛り上がっていました。
裏地は他の人が講師をしてくれる、なんて面白いです。
また、デザインフェスタやクラフトイベントに出店しよう!という話が初対面同士で出来たのも面白かったです。
このヘアゴムを作りまくって、ブースでわーっと並べたいね―という女子トークが展開されていました。
クラフトのPRや宣伝に最適なものは?
最後に、本業ではないもので副業や開業をする場合は、宣伝が超大変かとおもいます。
講師の百瀬さんは、ブログ・Facebook・Instagramを活用していますが、一番やりやすかったのはInstagramだそうです。
作品の写真を撮って、一言添えるだけの手軽さが良いとのこと。
インスタ経由で「教えて欲しい!」と連絡が来ることもあるそうです。フォロワー100人いないのに…コンバージョン率が高い。
アドバイスとして、タグを日英合わせて最低10個はつけよう!という話をしました。タグつけるとフォロワー増えるので。
イベントに関してはFBを活用しました。最初は、FBページとイベントページしか作りませんでしたが、イベントを開催すると参加者の方と仲良くなるので、ざっくばらんにお話ができる非公開グループもつくることにしました。
副業、開業にあたっての疑問
ここからは、副業や開業にあたって疑問に思いがちなことを記載します。
どこかに申請が必要なの?
まず、副業って勝手にやっていいのか?どこかに申請が必要なのか?という点についてです。
申請は必須ではありません。ただ、売上が20万円を超えた場合は、3月15日までに税務署に確定申告をする必要があります。
確定申告には青色申告と白色申告があり、青色申告を選択したい場合は、開業届も提出しないといけません。
「開業届って出さないといけないの…?」と聞かれることがありますが、出さなくても特に罰則はありません。
ただ、税制上でメリットのある青色申告は、開業届の提出が必須になっているため、できれば早めに出しておきたいところです。
また、会計ソフト(例えばfreeeとかですね!)を使うと白も青も労力は変わらないので、青がぜったいおすすめです。
まとめ
今回のイベント手伝いを通して、ハンドメイド自体の面白さの他に、ハンドメイドを通した女性同士の繋がりに私は面白さを感じました。
5月にまたイベントを開催するそうなので、どうやって広がっていくのかが楽しみです。